(埼玉県なので、厳密には「東京散歩」じゃないですが、ま、近いということで・・・)
冬のような寒さから一転、ようやく春らしい暖かさの戻った今日、小江戸と呼ばれている川越に行ってきました。ここは初めてです。
JR川越線と東武東上線と西武新宿線の三本が集まってきます。今日は東武東上線で行きましたが、池袋から急行なら30分ちょっとで川越駅で、こんなに近かったのは意外。
そこからバスで10分くらいで川越のシンボル「時の鐘」のある一番街というところに到着。
川越と言えば蔵の街、お芋の街。
蔵造りの集まっている一角には旧家や博物館やお土産物屋さんがズラリ。
買い食いしたくなるような食べ物やお菓子が一杯。当然さつま芋ベースが多いです。
久々のお天気のせいか、観光客が大勢でビックリしました。
菓子屋横丁というお菓子屋さんが集まった一角もあるし、飽きません。なぜか、この街、うなぎ屋さんが多いです。
バスの一日フリーパス(¥300)を買っていたので、バスに乗って喜多院という徳川家ゆかりのお寺へ。
ほとんど散っていましたが、名残の桜もありました。
ここは桜の盛りのときはすごそうです。紅葉のときも良さそうですけど。
この喜多院の建物の中と五百羅漢を見られるチケットを買って、建物の中を見学しました。
驚いたことに、三代将軍家光公誕生の間と春日の局の化粧の間というものがあります。 どうして江戸から離れた川越にそんなものがあるのか不思議ですよね。
なんでも1638年に火災で焼け落ちた際、家光が復興のため江戸城にあった別殿を移築させたからだそうです。天海僧正が家康の信頼を得ていた関係からだとか。
だから小江戸なのか。
五百羅漢はひとつひとつ違う表情、違う姿勢で、なかなか面白い。数えて確かめたわけじゃないけど、538体あるそうです。
まだまだ見るものはあったのですが、一度には見切れません。今度は紅葉の頃に来てみようかな。