語呂がいいから、萩・津和野といいますが、今回は津和野→萩の順番で回りました。
萩では小さな船に乗って、萩八景という見所を川の上から眺めます。由緒ありげな白壁と松林に囲まれたお屋敷とか、なかなか見事です。
雨が降っていたので、船に乗るときに透明のレインコートをタダで貰っちゃいました。ラッキー。小降りなら傘をささずに観光できます。
そのあと、お屋敷町を散策。木戸孝允や高杉晋作の旧宅があります。どちらも観覧料が100円なので、同じツアーの人たちはほとんどそちらに行きました。
わたしたちは奮発して500円の重要文化財菊屋家住宅に。御用商人の贅沢な家。わたしたち以外はあと一組だけ。でも、予感がしたんですよね。
わたしたち夫婦の数少ない(?)共通の趣味のひとつが、旅先でお屋敷とかお城とか見ること。うちの面白いところは、それぞれ興味が違うときは勝手にひとりずつ別れて楽しんで、興味が同じときは一緒に楽しむというクールな関係。いつでも一緒というわけじゃないのがいいんですよね。
映画を観るときも、一緒に観ることも多いですけど、別々に違うのを観ることもあります。
でも、ここは迷わずふたりとも入ろうと意見一致。
もう、ここのお座敷と庭を見ただけでも満足です。雨に濡れた庭も風情があって、座敷に座ってちょっとリラックスするだけでもうれしい。しばらくボーっとしていたかったですけど、あまり時間がなかったのが残念。
出口から出たところの塀と道がまた情緒があります。
このあと、萩焼のお店で、ぐい飲みには大きく湯飲みには小さい萩焼をワンペア格安で手に入れました。色がなんともいい色で、「はいあかむらさき」かな。繊細な透明感があって気に入りました。