今日は一日参議院厚生労働委員会。
午前中に医療法改正案の審議がなされ、我が党からは谷合正明国対委員長が質問した後、採決・全会一致で可決されました。

 

   午後からは一般質疑。ここで30分間質問に立たせて頂きました。さい帯血移植、骨髄移植、末梢血幹細胞移植の3つの移植術を、患者の病状に応じて一体的に提供するための造血幹細胞移植推進法も施行後3年が経ち、見直しの時期を迎えています。

 

  この法律によって、着実に医療提供体制の充実等が図られていることは今日の質疑でも確認できましたが、課題も残されています。拠点病院の設置数、骨髄バンクの安定的な運営や先頃問題となったプライベートバンクの問題等に関して質疑を行いました。引き続き、しっかりと議論して参ります。また、この問題に関連して、卵子バンクや精子バンクなど生殖系バンクの実態把握、あり方についての検討を求めました。

 

 その他、がん対策として東京都が2年前にまとめた「小児がん診断ガイドブック」の活用、アピアランスケア等も取り上げました。

 

 引き続き会期末に向け、充実した参議院らしい議論を求めて参りたいと思います。