朝日カルチャーセンターで幕末の話をします。 | イージー・ゴーイング 山川健一

朝日カルチャーセンターで幕末の話をします。

 10月18日の水曜日、19:00~20:30 まで、新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンターで幕末の話をします。対談形式で、相手は友人の文芸評論家、石川忠司氏です。

 新選組の話もしようかな、と思ってます。ぼくは土方歳三ファンだからね。それに、この頃、近藤勇の本当の良さがわかってきたんだよ。

 あの田舎根性丸出しのひたむきさ、唖然とするような単純さが、誰かによく似ているなあと気になってたんだが、最近ハッと気がついた。ぼくの周囲でいちばん近藤勇に似てるのは、他ならぬこのぼく自身だったんだよね! 
 娘におずおずとそう言ってみたら「そんなの、最初からみんなそう思ってるよ。でも、さすがにそれだけは言えなかったんだよねえ。傷つくかもしれないからさ」と言ってニヤニヤ笑ってました。

 マジで?


 本を書くのとちがって、トークはその場で消えてしまうからさ。2冊の幕末本に書けなかった、そんな本音の部分も話せたらいいなと思ってます。

 一般の方も参加可能なので、みんな、来てね。石川さんも、パンクが好きな気さくな人だからさ。

山川健一
幕末武士道、若きサムライ達

山川健一
新選組、敗れざる武士達


 
■公開講座
対談・幕末愛好会
             作家 山川 健一
          文芸批評家 石川 忠司
幕末・維新は、日本が幕藩体制から中央集権国家へと大きく変貌を遂げた激動の時代です。この時期、西郷隆盛、大久保利通、桂小五郎、高杉晋作、坂本竜馬、中岡慎太郎など、その心性といい、そのスケールといい、その異常な行動力といい、現代人とはまるで違ったさまざまな英雄豪傑たちが雲のごとく輩出されました。本講座ではそんな魅力に富んだ時代について、小説家の山川健一と文芸批評家の石川忠司がいろいろな側面から縦横無尽に語り合います。                (石川・記)

<講師紹介>
山川 健一(やまかわ・けんいち)
1953年、千葉県生まれ。小説家。アメーバブックス取締役編集長。77年『鏡の中のガラスの船』で「群像」新人賞優秀作受賞。以後、ロック世代の旗手として次々に作品を刊行。長編小説に『安息の地』『ニュースキャスター』、『歓喜の歌』など。2004年8月に出版社、アメーバブックスを設立。ブログから生まれた『イージー・ゴーイング』がある。     

石川 忠司(いしかわ・ただし)
1963年、東京生まれ。1986年、「修業者の言語」で群像新人文学賞優秀作受賞。文芸批評家。著書に、『現代思想 パンク仕様』(中央公論新社)、『孔子の哲学』(河出書房新社)、『文学再生計画』(共著、河出書房新社)、『現代小説のレッスン』(講談社現代新書)がある。

石川 忠司
現代思想 パンク仕様


日時 2006年10月18日 水曜日19:00~20:30  
受講料(税込み) 会員 3,150円 一般 3,670円(入会不要)
場所 新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)

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