妖怪ウォッチバスターズ2 レジェンドの憂鬱2 ミステリーレジェンドの黄昏 | 山和(やまかず)のブログ

山和(やまかず)のブログ

たまに走ったり、ゲームしたり、謎解きやったりしています。

先日、3度目のパンドラの迷宮チェレンジをして、パンドラが出ず、少々心が折れてバスターズ2から離れていた。

ミステリーレジェンドは、今のところ4体ゲット。

今までの道のりも平坦でなかったが、残り4体の道のりがなかなか厳しい。

 

毎回、ひほう妖気を纏い、ヌーパーツも祝いの間の分を含めて2個ゲットしており、単独プレイでのベストは尽くしている。

パンドラ(他のミステリーレジェンドも同様)のヌーパーツからの出現率は20%であり、通算とはいえ、6個とれば、それだけで期待値では出てくる条件を満たしていると思う。

 

あくまで期待値なので、しょうがないが、では、「ひほう妖気」の効果はいったいどうなっているのだ?

本当にヌーパーツから妖怪が出やすくなるなら、確率倍ぐらいでも良いのではないか?

 

ヌーパーツからの出現率20%というのは、妖怪ウォッチ3バスターズTの秘宝妖怪の出現率5%に比べれば良心的と思うかもしれない。

 

が、そこは罠で、パンドラの迷宮に挑戦するためのパンドラストーンがヌーパーツから出現する確率は、(他のストーンも同様に)15%なのだ。

 

つまり、単純計算で、ストーンを手に入れたのち、パンドラをゲットできる確率は15%×20%=3%で、秘宝妖怪よりも厳しく設定されている。

 

しかも、途中の宝箱からヌーパーツが出てこなくなったので、実質的な獲得確率はさらに下がっており、また、ストーンをゲットするためのダンジョンは、レベルが低いため、最後の宝箱からさえ、ヌーパーツが出てこないことがある。

したがって、ミステリーレジェンドレジェンドを獲得るためには、まず、ストーンの段階で階段直行プレイをやり続ける必要があり、とにかくこれが作業感半端ない。

 

これだけ苦労して、ミステリーレジェンドをゲットしても、やはり大して使い道のない妖怪ばかりであり、得るための労力に比べて、その報酬があまりにも低いと言えよう。

 

こんな条件でミステリーレジェンドを欲しいと思うだろうか?

まるで、380円の時給でコンビニの店長を募集しているようなものだ。

 

ただただ獲得難易度だけ上げておいて、レジェンドですと言われても、ちょっと感覚おかしいんじゃないの?と思う。

 

今回、何が決定的に欠けているのかといえば、制作側の「このゲームを楽しんでほしい」という気持ちだと思う。

 

例えば、バスターズTでの秘宝妖怪。

確かになかなか出てこず、イライラしたが、それでもちょこちょこ続けることができた。

それは、やはり、途中の宝箱からヌーパーツが出てきたからだ。

 

思いがけずたくさん出てくることもあれば、全然出てこないこともある。

宝箱を開けたときに、あのヌーパーツの音が聞こえるとちょっとだけ気持ちが嬉しくなるし、それが続くとホンの少しだがトクした気になる。

つまり、何度ダンジョンに挑んでも、内容は少しずつ違うものであり、そのホンのちょっとの違いが、ゲームを続ける楽しみになっていた。

それが、この「毎回変わるダンジョン」の醍醐味ではないのか?

 

が、今回は違う。

スタートからゴールまで、目当てのモノが出てくるまで、ただただ階段を目指すだけであり、毎回、何の変化もない。

その道のりが違うだけだ。

だから、何の楽しみもない。

 

一方、「ゲームを長く遊んでほしい」という思いが制作側にあるのは、わかる。

簡単に妖怪がコンプできるのではなく、時間をかけて集めることができるよう、ミステリーレジェンドの獲得難易度を高く設定したかったのだろう。

 

難易度を高くすれば、ゲームを長く遊んでもらえるだろうという考え方は間違っていない。

が、その難易度はプレイヤーが克服できるのが前提で、プレイヤーがゴールに向けて進んでいるという実感が必要だ。

 

ただ延々と同じ作業を繰り返しているだけでは、当然、嫌になる。

高く設定されたハードルは、プレイヤーの創意や工夫で克服されて初めて、長く遊ぶことに繋がるのである。

 

偶然に訪れる機会に委ねた、今回のような難易度設定は、プレイヤーが長く遊ぶことにはつながらないだろう。