*このコーナーでは、娘の受験経験を、娘の目線、話法で綴っていきます。
*娘目線で思ったこと、感じたことを娘から聞いた話をベースに構成しています。
私は私。でも周りの人は私のことを「アリちゃん」と呼ぶ。
「ア」を強く発音してね。
埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科ホルン専攻3年生。
あと数回学校へ行って卒業予定。
東京芸大の入試は一次で終わってしまいました。
つまり不合格。
ちよっと考えが甘かったな。
現役で合格したかったけど贅沢な望みなんですね。
ホルンの受験者19人の内、一次合格者5人。
最終的には3人に絞られるようですが、他の楽器で
一次合格者なしもあったから、どうなることやらです。
敗因は演奏で音がずれた所があったからだと思ってます。
私、時々音をはずすから、それが出てしまったようです。
ただ、いい演奏はできていたと思います。
残念ですが、練習が足りなかったのです。
父は、「東京芸大の一次なんてのは完璧でないといけないんだよ。
だいたい浪人生の方がはるかに入学者が多い大学だよ。
大宮光陵では素晴らしい青春を送らせてもらった。でも、浪人生に
比べると受験のための期間はどうしても短い。今度は浪人生で
受験に専念できる。孤独な戦いを知り、アルバイトをして社会に揉ま
れるのもいい経験だし強くなれるよ。」
と、浪人して来年に賭けることに賛成してくれました。
いろいろ態勢を整えなければなりません。
一次不合格を知って友人や先生から激励をいただいている
けど、そんなに心配しないでくださいね。
本人けっこうさばさばしてます。
ありがとうございます。
頑張ります。