今、私はパスポート申請をしにやって来た。
今年の９月末に有効期限がきれ、
早く行かなきゃ、、、、
と思いつつ、
申請料が16000円もかかると聞き、
なんだかんだで、
後回しになっていた。
あと、、、
このパスポート有効期間中には、
8年前に亡くなった母と行った
旅行の思い出や
母を失った
悲しみの最中に
一人旅した国々、
ローマの同居人との出会いから別れ、、、
すべての思い出が
詰まっているようで、、
新しいパスポートを作ってしまうと、
そんな思い出の
有効期限までもが
切れてしまうような、、、
そんなバカげた思いで
今日に至ってしまった。
古いパスポート、
穴を開けて返してくれるんだけどね、、、
ちらちらと
行った国をスタンプで数える。
この10年間で押されたスタンプ
ニュージーランド 1回
台湾 1回
韓国 11回
タイ 4回
アメリカ 2回
中国 5回
イタリア 6回
フランス 2回
フィンランド 2回
ドイツ 1回
入国審査を受けた国のスタンプなんで
例えば、ヨーロッパなんかは
ベルギーやオランダにもいってるけれど
スタンプは押されていなかったり
イタリアに行く時に、
フランスやドイツでスタンプを押されたり
フィンランドで押されたりなんだけどね。
このパスポートを見て、
今回は、
イタリア長期滞在が多かったせいか
大好きな島国や
アジアをあまり回ってないなぁ〜と思った。
ま、っ！
お金がそんなに
回らなかったからしょうがないけど。
いつも、入国審査官は、
ぺらっとめくって
ささっとスタンプを押してくれるけど
出国スタンプの隣にちゃんと
押してあったり、、、
よくすぐ見つけるなぁ〜〜と
感心する。
でも、フィンランドの空港だけは、
パスポート後ろから
なぜだかスタンプ押してあった。
フィンランドのルールなのかな？
サインをささっとしたら、
aが潰れてoみたいですけどいいですか、、
とか、
mですか？nですか？と
めんどくさい質問ばかり受けたので
3回も書き直した。
サインってささっと
書くもんじゃないのかしら？？
だんだん丁寧に描くうちに
普段のサインとはかなり違ったものになった。
家にあった数年前の証明写真。
同じ顔だからバレないだろうし、
今より少し痩せているから使っちゃえ〜と
持って行く。
飛行機事故で亡くなった時に
少しでも若い写真が出た方が
お気の毒に、、の気持ちが
増すでしょ？
なんて、思いながら
平気で提出。
こちらで写真カットしますよ、、
とスタッフの方が言うので
任してしまった。
⬆︎⬆︎⬆︎⬆︎⬆︎
これ大失敗。
写真撮影日が2010年３月と
ちっちゃくちっちゃく
記入されていたのを発見されてしまった。
呆れ顔で
この写真は使えませんから
あそこで
新しい証明写真を
撮影してきてくださいと、
指をさす。
1680円も出して撮った写真は
破裂しそうな
ガマガエルの親分みたいになった。
顎を引け、
顎を引けって言うからさ、、、
引いたら二重顎におもいっきりなってたし、
アーアー
実物以上に酷い出来栄え
これなら、飛行機事故で死んでも、
ま、いっかぁー、おばさんでしょ、
になっちゃうな。
左→2010年 右→2016年
それにしても、
6年でこんなに変化してしまった私。
そりゃぁー
ローマの同居人も
別れたくなるはずだわさ。
と、今になって、
本当の別れの
原因が判明した。笑。
思いっきりダイエットも、、
したくないしと思った矢先
もうすぐ
月に一度の美容皮膚科の先生が、
地元に受診に来る日だよーと
連絡が入る。
あ、先生なら
あっと言う間に、
ガマガエルを脱出させてくれるはず。
1年ぶりに行ってみよう〜と思ったのである。
パスポート申請、
二重顎治して、
肌のたるみをとってから行けばよかったな。