久し振りにニュージーランドのケルシ―教授と、

彼女が好きな日本酒を飲みながら食事をし、ゆっくり話し合いました。

彼女はNZ.TPPの原型約国なので、10年、私が7年と一緒に戦ってきたTPPの件、

ひとまず葬ることができて乾杯。

想えば、私も農水大臣を辞めたばかりで、彼女の分厚い著書「異常な契約TPP」を翻訳して、

農文教から出版して頂いたのが始まりでした。

 

日本にも何度も来ていただき各地で講演、米国のローリー女史と街頭、

日比谷公会堂から国会までデモも行いました。

また彼女は東日本大震災の直後、仙台に行って被災者の農家の話を

感慨深げに話していました。

 

私が、少し真面目に

「アベは先日、トランプから日米FTAの求められ容認、既にTPP以上の要求をされているようだ」

と話すと、

「それでは日本は床に仰向けに寝かされて、身ぐるみ剥がされ、上から熱い油をタラリと垂らされることになる」

と。

彼女は目を丸くして驚いて、面白い例え話を語り始めました。

他にも日欧EPAのこと、来月チリで行われる新たなTPPの枠組み等貴重な話を

ユーモアをまじえながら聞くことができました。