◇元気で長生きしたいなら、笑うことが大事。笑うこと自体、健康にいいのは医学的にも確かです。
立川らく朝さん、落語家・医師
★健康情報を織り込んだ
創作落語が大人気
「笑うことは健康にいいし、幸福感をもつことにもつながります」。そう語るのは、落語家で、医師でもある立川らく朝さん。では、どんなことを心がければ、いいのでしょうか。
●免疫状態の改善、血圧と血糖値の低下。笑いは、生活習慣病の予防に役立ちます
●笑いはさまざまな病気の予防に効果あり
笑いの大きな効用として挙げられるのは３つ。免疫状態を改善する。血圧を下げる、血糖値を下げる。これらは、３つとも実験によって証明されているそうです。
「人間のリンパ球の中にはNK（ナチュラルキラー）細胞があります。これは、がん細胞やウイルス、バクテリアなどの異物を処理する免疫細胞です。このNK細胞は、過労や寝不足、ストレスなどで、活性が落ちてしまう。ところが笑うことで、活性が正常に戻るんですよ。
このことはリウマチの患者さんで実験が行われて証明されています。リウマチは免疫状態が異常になっている病気なんですが、患者さんに落語で笑ってもらい、その直後に検査をすると、異常だった免疫データが改善されていて、間接の痛みまで和らいでいました。」
また、自律神経には、ストレスがある働く交感神経と、リラックスしたときに働く副交感神経がある。ストレスで交感神経が優位な状態になると、血圧が上がる。しかし、笑うと、副交感神経が優位な状態になり、血圧も戻る。
さらにメカニズムはまだはっきりしていないけれど、笑うと血糖値が下がるというデータもあります。
★ハナで、フンと笑うより、声を出して
ゲラゲラ笑うほうがいいんです
つまり、笑うことは糖尿病の予防や改善にもつながります。「糖尿病と高血圧は、動脈硬化を引き起こす大きな危険因子です。そして、動脈硬化で起きる病気が脳卒中と心筋梗塞です」
だから、糖尿病と高血圧を予防することは、脳卒中と心筋梗塞を予防しているのと同じことになります。
＊画像お借りしました。
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シンちゃんの言葉が解る西川さん。いつも散歩に連れて行ってくれる、特別な人です。他の人には愛想しません🐩
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今週も見て頂き、有難うございました！