日経平均は方向感が不透明ですね。下押しも限定的で前場引けにかけ下げ幅を縮小しています。マザーズ指数は下げ幅を拡大。昨日に続き続落です。新興市場に利益確定の動きが続いているようです。無理せずいったほうがいいです。含み益はお金のうちではありません。確定してお金なのですから。せっかくの含み益も、無くなるのは早いです。

 

  今週末に早ければNY発の急落があるかもしれません。FOMCで利上げ決定、即、下落ではFRB責任論みたいなものが浮上してこないとも限りません。FRBも金融政策の幅を持たせたいでしょうから今回のFOMCでは追加利上げを決定するでしょう。またトランプ政権も株式市場は一回早期に落としたほうが、今後やりやすいでしょうから、やってくるような気がするのですが。日銀金融政策決定会合で日銀が金融緩和維持を決めた後なら日本に責任を押し付けられそうですから、早ければ木曜夜。あくまでもイメージの話です。

 

  そうなるとNY市場はしばらくアップダウンのきつい地合いになりそうです。FRBは年3回の利上げを予定しているので10年債利回りでリーマンショック前の4%台が最終的な目標ではないかと見ています。ドル高円安にゆっくりと進む方向と思われドル高が進行するのではないでしょうか。日本株は上昇方向を予想しています。あくまでも長期視点において、ですが。

 

さて本日の後場ですが、日経平均は下落も限定的、マザーズは注意というところ。