時事通信のこの記事が必要以上でも以下でもない、ガイドライン的なものになっているので、紹介したい


 「放射線、浴びたら、どうする」

 http://www.jiji.com/jc/v4?id=housyasen00010001&rel=y&g=int


 TVをつけると研究所や大学の先生とやらが、「心配ない」と「大丈夫」と力説しているが、退避勧告圏外は国は保証などしてくれない。つまり自分の体は自分で守るしかない、というわけだ。いくら今日、フTVで大学の先生のような人が妊婦や子供でも、今くらいの微量の放射線なら全く問題ない、と言っても、先々、何か問題が起こったとしても誰かが責任を取ってくれるわけでは、もちろん、ない。


 よく「ただちに人体に被害を及ぼす量ではない」と安心キャンペーンのような説明をしているが、この「ただちに・・・ではない」という熟語は何を意味しているか。体内被曝した場合、体内から照射を消えるまで浴び続けることだとすれば、微量でも問題であり、1回きりのX線放射線量と比較すること自体、おかしいいわけであり、時間の捉え方が問題になってくる。TVで大丈夫と言い続けている研究者や先生も、視聴者がただちに人体に被害を及ぼすわけではないであろうし無責任の印象がぬぐえない(仮に10年後20年後に影響があっても、どっちみちみんな覚えてないだろう程度の自覚ではなかろうか)。


 人体への影響は人それぞれの個人差らしい。少しの量でも化学反応を起こす人もいれば、まったく大丈夫な人もいる。そういうことを思えば、用心するかどうかは、まったく自己責任の領域と言っていいだろう。


いずれにしろ、体内に放射線物質を入れない、つまり内部被爆をしない日頃の予防が重要だ。