こんにちは わんわん



前回の記事で 仏教のことを お話しましたが

その教えの中で ”執着”を 捨てることが 大事だとされています。

それは どういうことなのか 少し触れておきます。




人間は 生きる上で 強い ”こだわり”を 持つことがあります。

これが 執着心ですね。

それは 自分の 強い ”欲望”が そうさせるようです。

こうあるべきだ・・・ 

そうで なければならない・・・

自分自身の 欲望を 周囲にも押し付けようとします。




そして それが 実現できなければ

その相手や 周囲が悪い・・・ということにしてしまいます。

そんな 自己中心性は 他人の気持ちに対して 無頓着になります。

そこから 対人関係の トラブルが発生します。




自分は どうしても その人が好きだ・・・

自分が こんなに好きなのだから 相手も 同じであるべきだ・・・

そうで なければならない・・・

これが いわゆる ストーカーの心理ですね。ドクロ

その執着心が 悲劇の原因にも なっているようです。しょぼん





執着心は 世のトラブルの 最大の原因にもなるようです。

自分の理想に 執着するために・・・ 

現実が 理想と かけ離れているために 腹が立ち 怒ります。

その 怒りの感情の原因は この執着心のようですね。プンプン




さらに 自分の理想に 執着しすぎると

その現実との ギャップに耐えられなくなり

自ら ”死”を 選ぶことにもなります。

自殺の原因の中には 

そんな自分への 強い執着心によるものがあります。ガーン





人類の歴史の中での 国家間での 様々なトラブルや 戦争もメラメラ 

自国の利益に 執着するばかりで 

相手国のことを ほとんど 考えないことによって 

これまで 繰り返し 起こってきたようです。





そして 人間は いつか 死を迎えますが 

その現実よりも 今の 快適な暮らしや 快楽に執着してしまい

手にした お金や財産にも 執着し¥

この世で ずっと生きることに 執着します。

しかし 誰にも 必ず 死が訪れます。星空




そして その執着心が 強ければ 強いほど 

現世と 別れることに おびえ 恐怖し 

死への恐怖も 非常に 強くなるということですね。

人生の 終焉に臨んで そんな大きな恐怖に 支配されるというのは 

とても 哀しいことかもしれません。しょぼん




ブッダは そんな人間の本質を 

約2500年前に 見抜いていたようですね。目





そして ブッダは そんな 人間の欲望よりも 

もっと 大事なことがあると 言っていたようです。

それが ”善” に向かってゆく 人生ですね。チューリップ赤




自分の欲から出る 自分自身への ”執着” を捨て去ると

それまで 気付かなかったことが 見えてくるようです。

それは 自分をとりまく ”周囲”の様子ですね。

そして 周囲に対して ”善” を行うことが大事だと 気づきます。

その中で ”慈悲” という心も生まれます。クローバー





執着を 捨てるなどと とても難しい 命題のようですが

その本質は 自分の欲よりも 

自分の 周囲への ”配慮”が 何よりも大事である ということですね。

それが 人間にとって 最大の幸福な 生き方なのかもしれません。ラブラブ
 





幸福を得ようとして それが何なのか よく分からない時には

自分の執着心を まず 捨て去れば 

自分と 自分の周囲が 

いつの間にか 幸福になっているのかもしれませんね。晴れ

それが ブッダの説く 教えの本質のようです。虹





人間は いつ この世から去るか わかりません。

そして その死に 恐怖するよりも

より善い 人生を送ることが 大事のようです。グッド!

現世に 強く執着するよりも・・・

来世をも 視野に入れて 生きる方が 幸せなのかもしれません。目 






執着とは 考え方の 硬直化を招き

自分自身の 問題の解決を より困難にします。

自分の中の 執着を捨てると ”柔軟”な 考えができるようになり

新しい解決法が 見つかることもあります。目

同じ一生ならば 柔軟に ものごとを 考えてみて

現世も 来世も 幸福に生きてゆきたいですね。星