イギリスのEU離脱というまさかの展開にビックリした今週。

どうなってしまうのでしょうか。


7月3日の第一日曜日の小学生以下のお子様連れのお客様限定DAY。

若干空席ございますので、よろしくお願いします!



さて、有機肥料について。

有機肥料には大きく分けて、家畜の糞尿を発酵させてつくる動物性肥料と、
刈り草、米ぬか、などを発酵させてつくる植物性肥料の2つがあります。

動物性肥料をつかっている農家さんが多いようですが、動物性肥料が多いと
虫が多く、病気も多くなるようです。

動物の糞尿ということはその動物が何を食べているのかということです。

焼き鳥屋という僕の仕事柄、例えば鶏の飼料は何か?といろいろ見たり、聞いたり
してきましたが、ある程度大きくなってからは安全な飼料を使っていても、
雛の時期だけは抗生物質入りの飼料だったり、肉になるまで一貫して抗生物質入り
飼料ってことも多いのが事実です。

豚においても鼻からの吸い込みで病気にかかりやすい為、常時抗生物質いりの
飼料で育てられることが多いです。

抗生物質輸入量は世界1で、さらに海外から輸入される飼料には遺伝子組み換え
農作物が使われている可能性もありますが、この点に関して考えている人が
多いとは言えません。

抗生物質の問題点は微生物を殺してしまう為十分な発酵を妨げる為、未熟なまま
肥料にされ、病原菌の繁殖につながります。

そして、抗生物質をつかうと必ず耐性菌が出現します。
これは抗生物質が効かない菌で糞尿肥料が使われた土ではこのような耐性菌の
温床となっています。


整理すると家畜の飼料をつくる為に農薬、肥料が使われ、その飼料に抗生物質が
使われ、その家畜の糞尿が土地にまかれ、そこの土が病原菌に侵されそこで育つ
植物を我々が食しているということです。

有機栽培で安心安全だといってもこのような事情があり、化学肥料が悪で、有機肥料が善
と言いきれない訳です。

さらに肥料に含まれる窒素から生成される硝酸性窒素がに関して、

次回。

6月も最後の週ですね。ジメジメしてますが、月曜日からもよろしくお願いします!


床島