大王様とやきとん十字軍を結成し、野方へ遠征。
目指すは、聖地「秋元屋」です。

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これまで「第三秋元屋 」、「ひなた 」、「野方屋 」、「万備 」と、秋元屋系の店をいくつかまわってきましたが、いよいよ本丸へ突入です。

平日は17時開店ということですが、「17時には間に合わない」と大王様。
その言い訳が、「向かい風だから」。

ふざけてますね~。
「並ぶのイヤなんで、立ち漕ぎでお願いします」と私(執事)。

すると、16時55分にチャリンコに乗った汗だくの大王様が出現。
ぎりぎり間に合いましたよ、この日の2番手で入店しました。

すぐ満席になりましたから、がんばった甲斐がありました。
熱中症にならないよう、早速、シャリ金ホッピーを注文します。

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画像をみても分かりますが、ジョッキが冷え冷え。
手に持つと、皮膚がはりつきそうです。

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そして、そのジョッキの底にかたまった、シャリ金。
これにホッピーを注ぎます。

よーくかき混ぜないと、なかなかシャリ金が馴染みません。
金宮とジョッキが一体化するほどの冷え方です。

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分かってますね~、酒飲みの気持ちを。
で、乾杯!

夏はシャリ金にかぎる!
大王様は、冬でもシャリ金ですが…

注文は、店員から渡されたメモ用紙にメニューを書きます。
おそらく開店直後は、オーダーをサバききれないからでしょう。

注文は、すべて大王様に丸投げ。
一応、大王なんですけどね、雑用もこなします。

最初に出てきたツマミは、冷やしトマト。

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画像をみてください、このトマトの色。
円熟の赤、ウマくないわけがありません。

続いて、上みの湯引き。

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湯引きしてますが、刺身の感覚でイケます。
さっぱりしてて、この季節にピッタリ。

串だけでなく、ドリンクやサイドメニューで手を抜かない。
これも、繁盛店の条件の一つでしょう。

串は、かしら、たん、はつを塩で。
どれも、鮮度、焼き方、塩加減ともに申し分なし。

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とくに塩加減は絶妙だと思います。
雑な店ばかりですからね、だからこそ「秋元屋」系が引き立つのではないでしょうか。

次に出てきたのは、白ればの塩。
これが、絶品!

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鶏レバーですが、柔らかい。
口の中でとろけます。

さらに、ちれの味噌と、しろのタレ。

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タレ系の串は、どうしてもコゲが気になります。
でも、私個人としては、多少のコゲはアリ。

コゲの香ばしさは、肉汁とタレの甘みにマッチすると思います。
ただ、しろはパリパリ系よりも、ジュワッと脂が染みでるほうがいいですね。

ここで、「第三秋元屋 まで進軍しましょう」と大王様。
早々に切り上げて、お会計は二人で2,680円。

第三秋元屋 」へと行軍を開始します。

Text by 執事

秋元屋居酒屋 / 野方駅都立家政駅
夜総合点★★★★ 4.2