『あえて無視する先輩とか幼馴染とか青春転校生とかとの未来 』

モブルートはありませんでした！

いやー、すっかり遅くなってしまいましたが、やっとこさ、
『あえて無視するキミとの未来』攻略完了しました。

あとから開始したはずの弟の方が先にクリアしてるというね。

弟の感想記事はこちら。

まあ、弟がすでに感想記事上げてるので、わざわざ改めてこっちでも記事書かなくても
ブログ的にはオッケーかなー、感想記事書くのめんどいし、あえて無視しちゃってもいいかなー
なんて思ったりもしたんですが、
それはそれでちょっと勿体ないかなー。

ナナギーだけ記事上げて他はそのままってのもなんかアレだし。

ということで、以下クリア順に。

南先輩ルート

おっとり癒し系先輩かと思いきや、1年前はとんだお茶目さんだった件。

沢渡くーん、渡くーん、くーん、くーん

セルフエコーもバッチリ。

1年前の色々あって荒れてた拓郎と、孤独だった南先輩の出会い、そして放送部が出来るまでの話と、

放送部に向けられた悪意との戦い。

実は1年前のある一件で、お互いに嫌われたフラれたと思い込んだままだった……って、
いやいや、普段からアレだけワシワシとじゃれ合っておきながら、その設定は通らんやろ！

とか

拓郎と水泳部に対する処分の出し方、その後の裏取引とか、さすがにそれは無茶苦茶すぎるわ！

と若干、ツッコミ所が目立ったものの、

細かいことは圧倒的青春力で吹き飛ばす！

怒涛の熱い展開が続き、なかなか盛り上がる内容でした。
若いわー青いわー。でもだからこその青春だわー。

ぶっちゃけ、青春娘・爽花ルートよりも青春濃度が高かったよな。

そして、本気モードの南ちゃん、超カッコイイ。

ルート攻略前と攻略後で、かなり印象の変わるキャラですね。
いい意味で。

一方、他のヒロインのルートでも平常運転すぎて全く印象のぶれない駄妹様。
いい意味……かどうかはノーコメント。

そして、計ちゃんはダ○エーのステマをしていた。

そして、ナナカちゃんマジツンデレ。

計ルート

100テラショック！

帰ってきたもう一人の幼馴染、流々。

元々気心の知れた相手ということもあり、急激にその中を縮めていく拓郎と流々の様子に危機感を覚える計。

このままではいけないと、遠まわしだったり変化球だったりはするものの、
それとなく拓郎に好意をアピールしまくる計。

そして、そんな計の好意にまるで気がつかない拓郎だったが…

偶然、計の『ある秘密』を見てしまったことで、
トキメかない幼馴染というこれまで関係に大きな変化が訪れることに…

いやー……。

こ　れ　は　ひ　ど　い　（褒め言葉

この好意のバレかたは、正直、最低の底も抜けるレベルだと思うんだ（大絶賛

その後の告白までの流れも、あまりにもあんまりです（スタンディングオべレーション

その後も、流々兄貴の漢っぷりとか色々、見所のある展開があるんですが、
この辺りの展開のインパクトが強すぎて…。
笑いすぎてちょっと腹痛かった。

まあ、ボケてない時は、キュン死にするくらい良い娘なんですけどね。

でも基本、オチを付けずにはいられない娘。
流れるようにボケ倒す。

え？

え？

まあ、このルートも面白かったです。
未来視とかまるで関係ないけどな！

そして、兄貴に敬礼。

爽花ルート

初めてにして唯一、未来視設定が無視されないルート。

拓郎と同じ未来視の力を持つが、拓郎とは逆に未来を常に肯定的に捉えている爽花。

だが、そんな爽花の未来が、自分自身に限り、夏までしか見えなくなってしまう。

考えられるのは、この夏、自分が死んでしまうということ…。

未来は変えtられると信じている爽花であっても、
自分の死という未来に対する恐怖は耐えがたいものであった。

未来を変えて、爽花を救う。

同じ未来視の力をもつ自分であれば、そのための力になれる。

二人は未来を取り戻すため、過酷な運命へと挑むことに…。

ということで、これまでのナナギー、南先輩、計のルートでは、

未来視？ああ、そういえばそんな設定あったね？

みたいな扱いで出番もまるでなかった未来視設定が、ついに日の目を見ることに……

なるかと思いきや、『未来視』というよりは
爽花の居場所が分からない→海に爽花がいる未来が見えた→海に探しに行こう
という感じで『遠見』的な使い方ばっかりされたような。

未来視！という感じの使い方されたのって、
共通ルートでのバス横転、鉄骨回避、クライマックスの3回くらいじゃね？
それ以外は未来視なのに、居場所探すためばっかり。

あと、命かかってるわりには、相変わらず学園祭に向けての展開中心で、
あんまり危機感も無かったしなぁ。

充分、楽しめたといえば楽しめたんだけど、
もうちょいシリアス展開の比率を上げても良かったんじゃないかって印象。

まあ、このルートも細かいことは青春パワーで押しきっちゃいますがね！

南先輩ルートと同様、ツッコミ所も多いけど、盛り上がったからいいや。

あ、いや、やっぱ一個だけツッコんどく。

ディスティニー・ガーター（運命からの守り人）はねえわ。

守られたくねー、ディスティニー守られたくねー！

駄妹様は最後まで一切ブレなかったな…。
もはやここまで行くと天晴れだわ。

いやー、実に青春なストーリーでした。

トータルで見ても、充分に満足というか、
結構オススメ出来るレベルだったんじゃないかな。
良作だったかと。
日常シーンでの会話がかなり笑えて、展開自体もダレずに勢いがあるから、
好みに左右されずに楽しめるタイプだと思う。
青春ものだけに、読後感も良いしね。

せーしゅん、しようぜっ！