新人類とオヤジ達 | 「農民のつぶやき」

「農民のつぶやき」

福島県、白河で農業を法人組織で運営しております。

30代中心で、楽しく農業やろうよ!って会社です。以後、お見知り置きを。

家庭菜園応援しています!

最近、俗に言う「ゆとり世代」と呼ばれる人達と自社の社員さんや、外部の人達も含めて、接する事が多い。


人を雇う方の立場からすると、この世代の方々とどうやって、相互理解を深め、そして社内での戦力であったり、社外での協力者になってもらうかが、


会社発展のポイントになると感じる。何故なら、創業して十数年のわが社は、今までは、同年代の採用や、同年代とのお仕事の係わり、そして年齢的に先輩の方々には、甘えて、甘えて助けてもらって来たからである。


創業期のメンバーが40代に入り、もしくは40代が近づき、新しく入ってくる方々、そして一緒にお仕事をする方々が20代が多くなると、


世代間でのギャップが生まれる。


この価値観や、文化まで含めてあまりにも違う若い方々と相互理解を深める努力を怠ってはいけないと思うのだ。


私達も良く言われた「今どきの若いもんは!」という言葉、言われるとうざかったし、あーあー、始まったよ!と思ったものであるが、


最近、この言葉を封印するのでは無く、ポジティブに上手く使っていくべきであると感じるようになった。


「今の子達は」という言葉を枕言葉にすることで、自分達とあなた達はどうやら、色々違う所があるようだと、前提条件として伝える事が出来るということだ。


そして、会話では非常にコミニケーションが苦手な若い人達と、会話で楽しく、興味を持ってもらうように話していかなければならないのだから、


自分達はこうだったんだよ、自分達はこう思うんだよ、とお互いに、違いを伝える事で私達世代への興味と、私達世代への理解をアピールするする必要があると思うのだ。


あえて、こちらから積極的にだ。


私達の世代の考え方を伝えると共に、あちらの若い世代の方々の考え方を教えてもらう、理解する努力もしなければならない。


最近、教えてもらった言葉で最も印象に残った言葉がある。


人間は進化している。それも凄いスピードで。


若い世代の人達はそりゃ、物凄いスピードで進化している状態だ。


しかし、自分達は気付けば、固定観念に縛られ、大して成功もしていない状態なのに、成功事例に縛られ、そして、自分の保守的な部分を棚に上げて、進化するスピードを疎かにしているだけ。


よーするに、進化どころか、止まっている、老いと共に老化している状態だ。


若い人達に理解して欲しいならば、自分達も進化しなければならないし、努力せねばならないのだ。


何も言えねぇぇ・・・・・状態でした。


大先輩方からは上手く経験談を聞き出し、若手からは若手の考え方を聞き出す。


若手とはメールとかの方が、コミニケーションは効率的であると感じるけども、


やはり、会話というものは重要であると・・・・・頑張らねばならないオヤジ世代は考えるのである。