「英国王のスピーチ」 から膨らむ妄想とか | (仮)きょうだけゆるっと生きてみた。(旧: アイリッシュ・パブこぼれ話)

「英国王のスピーチ」 から膨らむ妄想とか

あまりよく知らない人と映画を見てきた。
「英国王のスピーチ」

“インセプション最高!”
なんて言ってる間は、
なんであの作品がアカデミー賞じゃないのよ!
と思っていたけれど、納得。

その人と過ごして、
その映画を見て、
色んなことを考えた。


強い影響を受けている人の存在。

一人は見掛けただけで心臓がぎゅんとなって、
もう一人は胃が
痛くなる。

尊敬したり、感謝したり、噛みついたり、
嫌われたくなくて本音をぶつけられなかったり。
きっと向こうも大変にめんどくさいと思うけれど、
そのおかげで変われた部分がいくつかあった。

自分がどうなりたいのかを口にしてみることが
ずっと恥ずかしくて、
わたしより周りの人たちほうが解っていることが多い。

彼らはそのきっかけをわたしに与えてくれた。

「英国王のスピーチ」の中では、
吃音症の王子が少しずつそれを克服し、やがて王になる。

メンタルの部分というのは
本人でさえ気付き難いものであり、
それは必ずどこかに影響している。

でも、わたしの場合は
やはり病気ではない。

ただ、尊敬した人の影響を受けやすいだけ。

彼らは本当にイキイキしているので、
傍に居すぎると相手ばかり無意識に気になってしまう。

人のことが気になっているうちは自分の成長は出来ない。

今はとにかく、
自分に時間を使ってあげること。

たっぷり自分のために時間を割いてあげると、
人の演奏を見ていても羨ましくないんだなって最近感じた。

あとは、映画の中でもボイトレみたいなシーンが出てくるんだけど、
言語って声にすごく関係していると思う。

普段日本語で話している限りは
やっぱり毎日歌ったりしないと、
目指す声には近づけないのかなぁと。


*こもえ*