可能性というもの論、その10。 | やぎろぐ - 千代田区の税理士社長の情熱Blog

可能性というもの論、その10。

その1はこちら。


ひとつ前のその9はこちら

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ゴールデンウィーク明けのある日。

塾でも親子面談があります。

今は普通かもしれません。

A塾ではありませんでした。

電話連絡は結構していましたけどね。


Bセミナーの親子面談は、実際に塾に親御さんにおいでいただき、

意向をお聞きするというもの。

この面談に学生バイトが出ているってのもちょっと違和感がありますが、

だからこそ起きたことがありました。


Sくんは入校した時の成績は低空飛行でした。

入ったときの偏差値が、算数こそ40台後半だったものの、

国語は目も当てられません。30あったかなぁ。

つまり、下位2%ということです。


小学生の場合、中学受験組は限られていますので、

この偏差値は小学生全体ではあてになりません。



・・・・・・とはいえ、30ってのは、受験をする前提ではかなりひどい。



志望校などの意向をお伺いするこの面談で、

我々講師陣が想像もしない台詞を、Sくんの母親は言ってきたのです。



「この子は本当はできる子なんです」



その11へ続く。