可能性というもの論、その2。
その1はこちら です。
さて、大学受験時代のもう一つの経験が、
「偏差値の魔術」
があります。
私の高校2年の時の英語の偏差値、40ありませんでした。
たぶん30すらも・・・。
つまり、受験生の下から数えて2%くらい。
いくら国語が上から数えて2%くらいでも、
落ち着くところはわかりきってますよね。
しかも、理科、数学は平均、世界史がダメだったので、合計した偏差値は40ちょい。
あれれ、高校受験の時は60台はあったはずなんだけど。
実は私、高校受験も失敗していたので![]()
高校であんまりというか全然勉強していなかったんです。
で、東大目指すと言っている親友(変わり者)に、
大学受験しようと思ってるよ~、と、能天気に話すと、
「井の中の蛙、全国を知らず!全国模試を受けろ!!」
「どーせ目指すなら一番を目指せ!この馬鹿!!」
と言われ、あ~そうかと受けてみてがく然。
志望校の合格確率「5%未満」が並ぶ成績表。
気分最悪です。
偏差値40あたりなんですから、しょうがないです。
中学の途中で塾に行くのもやめていたので、
あわてて現役生専門塾で頑張ってみました。
そこの英語の先生、すごく変わった先生で、
塾のテキストはそこそにに、ある参考書を1冊買えという。
そこで言った言葉が強烈だった。
「参考書は覚えたページは破り捨ててしまいなさい」
「その覚悟がなければいくらやっても無駄です」
げげげげげ。ドラえもん、暗記パンを僕にください。
でも、信じてやってみました。
だって、偏差値30(以下)からの大学受験だもん。
いろんなこといっぱいできませんよ。そもそも勉強嫌いなんだから(笑)。
実際には、先生の指定した参考書1冊、
単語と熟語の本を1冊ずつ。それと辞書ね。
あとは塾の問題と過去問をシコシコと解いて解いて。
気がつけば参考書は3冊ともボロボロになりました。
破いて棄てなかったけど。
結局、受験直前には英語の偏差値も60台に乗せるようになり、
世界史も60前後、あわせると60台前半くらいをマーク。
全体の15%以上のラインには入ったわけです。
で、偏差値の魔術。
私の行った専修大学商学部会計学科の合格偏差値。
資料は残ってないのでうろおぼえですけど、
私が高校2年の時は52くらいでした。
平均的な大学生!って感じですね。
で、3年にあがると55、58、60と何故か上がっていきました。
浪人の最後のほうは、60台半ばにまで・・・。
行きたかった早稲田や中央も、
2年の時はそれぞれ65・60くらいだったのが、
3年にあがると、最後には74・66くらいになりました。
浪人時代には、80・72等とよくわからない数字に。
80ってなんだ!?。上位0.01%くらいかな。
いったい何が起きているんだ!?。
長いので、その3に続く。
余談ですが、今の代ゼミさんの偏差値一覧 を見ると、
平成2・3年の異常さがわかります。
大学受験経験者には、結構懐かしいものですよ。