可能性というもの論、その2。 | やぎろぐ - 千代田区の税理士社長の情熱Blog

可能性というもの論、その2。

その1はこちら です。



さて、大学受験時代のもう一つの経験が、

「偏差値の魔術」

があります。


偏差値についてはWikipediaをご覧ください


私の高校2年の時の英語の偏差値、40ありませんでした。

たぶん30すらも・・・。


つまり、受験生の下から数えて2%くらい。


いくら国語が上から数えて2%くらいでも、

落ち着くところはわかりきってますよね。

しかも、理科、数学は平均、世界史がダメだったので、合計した偏差値は40ちょい。

あれれ、高校受験の時は60台はあったはずなんだけど。


実は私、高校受験も失敗していたのであせる

高校であんまりというか全然勉強していなかったんです。


で、東大目指すと言っている親友(変わり者)に、

大学受験しようと思ってるよ~、と、能天気に話すと、


「井の中の蛙、全国を知らず!全国模試を受けろ!!」


「どーせ目指すなら一番を目指せ!この馬鹿!!」


と言われ、あ~そうかと受けてみてがく然。


志望校の合格確率「5%未満」が並ぶ成績表。

気分最悪です。

偏差値40あたりなんですから、しょうがないです。



中学の途中で塾に行くのもやめていたので、

あわてて現役生専門塾で頑張ってみました。


そこの英語の先生、すごく変わった先生で、

塾のテキストはそこそにに、ある参考書を1冊買えという。

そこで言った言葉が強烈だった。


「参考書は覚えたページは破り捨ててしまいなさい


「その覚悟がなければいくらやっても無駄です」


げげげげげ。ドラえもん、暗記パンを僕にください


でも、信じてやってみました。

だって、偏差値30(以下)からの大学受験だもん。

いろんなこといっぱいできませんよ。そもそも勉強嫌いなんだから(笑)。


実際には、先生の指定した参考書1冊、

単語と熟語の本を1冊ずつ。それと辞書ね。

あとは塾の問題と過去問をシコシコと解いて解いて。


気がつけば参考書は3冊ともボロボロになりました。

破いて棄てなかったけど。


結局、受験直前には英語の偏差値も60台に乗せるようになり、

世界史も60前後、あわせると60台前半くらいをマーク。

全体の15%以上のラインには入ったわけです。


で、偏差値の魔術


私の行った専修大学商学部会計学科の合格偏差値。

資料は残ってないのでうろおぼえですけど、

私が高校2年の時は52くらいでした。

平均的な大学生!って感じですね。


で、3年にあがると55、58、60と何故か上がっていきました。

浪人の最後のほうは、60台半ばにまで・・・。


行きたかった早稲田や中央も、

2年の時はそれぞれ65・60くらいだったのが、

3年にあがると、最後には74・66くらいになりました。

浪人時代には、80・72等とよくわからない数字に。

80ってなんだ!?。上位0.01%くらいかな。



いったい何が起きているんだ!?。


長いので、その3に続く。



余談ですが、今の代ゼミさんの偏差値一覧 を見ると、

平成2・3年の異常さがわかります。

大学受験経験者には、結構懐かしいものですよ。