あまちゃんと有動アナのドレスが話題だったけど、私が印象深かったのは紅組の司会。始まってしばらくの間、頭まっしろになってたもん。その後「八重の桜」コーナーがあって、自ら「花は咲く」を唄うんだけど、その前に彼女がやってきた活動とでも言うのか、福島県の大熊中学校を訪ねた時のVTRが紹介された。それを見て、一年間、こんなに頑張ったのに、私、何やってるんだろうと思ったらしい。ボロボロ、大泣き。泉谷しげる、もらい泣き。歌いきったあと「やったぜ」とでもいう風に、マイクを持つ腕をボディに胸元に引き寄せてガッツポーズしていた。その後「わけもわからずに泣いてしまいました」と自己分析。なんだか、おもしろい感じになっていた。

だから、すっ転んだ後、立ち上がるときが大事なの。それをみんな、見たいの。お三味線の先生が、間違えて、ぐだぐだになっちゃった時に「あきらめちゃわないで、立て直せるように、習慣づけなさい。一音、一音が、ひと撥、ひと撥が、そのチャンスなんだから!」って、言われたの思い出していた。こういうことなんだなと、思った。