初級教室

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本日はお世話になった太田実さんの舞台を観に下北沢OFF・OFFシアターへ。昭和の長崎にあるとある子供部屋に、タイムトラベルしてきた人間たちがわらわらと姿を現す。

わーっ、面白かった! 

なぜ来たというのが、壮大な謎解きになっているのだが、上手にフリースペースがあって、ひまわり畑の映像が。そして、ひまわり畑とは?


公演は日曜日まで。フライヤーにもこんな工夫が

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飛んでる人は、幻か? 近くで見たら、凄い美人でした。

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「スポットライト」

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アカデミー脚本賞なのだが、題材のせいかあざとい演出がなく、口の重い被害者に切り込む若手女性記者・サーシャ役のレイチェル・マクアダムスの金髪ボブのボサボサ加減にも妙なリアリティがあって、ボストンで生活している気分になった。

 
夏日が続いている。
 
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伊参でお会いしたKさんにお声をかけて頂いて、入谷へ。なかなかに、面白かった。4話オムニバスのうち、ラストの山本陽将さん作・演出の「うさぎのダイアリー」は伊参の冊子で拝読したピュアな作風に通じるモノがあって、他のどの作品も、役者さんがユニークだった。パンフによると次回公演が2017/2/9-12と決まっているそうで、次は築地ブディストホールだそう。  

 
入谷の古民家カフェにも、連れていって貰った。
 
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「sing/合唱」

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が、ショートショートフィルムフェスティバル2016のグランプリを獲得した。来年のアカデミー賞短編部門にノミネートされるだろうか? この映画祭が、どっちを向いて走っているかを自覚しないとね。

 

「sing」の主人公は転校生の金髪少女。どこか、無防備で危なっかしい。三つ編みにしたツインテールがお尻の下まであるし、校長先生にのせられてコンクール目前の合唱部にうっかり、入部しちゃう。

 

合唱部にはクラスのリーダー格の女の子がいて、彼女は休み時間に中庭のベンチで隣の席を巡って、小競り合いが起きるほどの人気ぶり。そんな子にブレスレットの自慢をしたりするから、いじめられちゃうのかとハラハラしたが、そういうことじゃなくて・・・

 

主人公は子役だが、昨年の「Bicycle」のような緻密な構成ではなく、子供たちのとまどいの感情を追って進んでいく。ちなみに、私自身は緻密な構成が好きなのである。そんな私でも、中庭の場面と共に、ふたりでレコードを聞いて歌うシーンやラムネみたいな駄菓子を食べながら下校するシーンはとても印象的で、10歳の頃に一緒に図書館に通った友達のことを思い出した。

 

あとは「Joseon – Korea – / 朝鮮 – コリア –」というドキュメンタリーに励まされた。この作品は6/18にみなとみらいのブリリアで6/23に渋谷のシダックスで観られる。インターナショナル部門では国際化をテーマにした作品が目に付いた。

 
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いつの頃からかすっかり、「悩みができたら、映画館」になってしまった。だから、せつない。有働アナウンサーは「本屋さんに行く」と言っていた。図書館は今でも良く行くが、その割に、ロクな読書体験をしていないということだろうか?

 

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一万時間

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誕生日に買った本に

 

羊と鋼の森羊と鋼の森
1,620円
Amazon

 

タイトルにある森とはピアノの蓋を開けたときの光景。では、羊はなにかというと、弦の鋼を叩くハンマーを包むフエルトだそうだ。主人公は親が林業という素朴な青年。青年は通っていた高校でカリスマ調律師と出会い、専門学校を卒業して、彼の事務所の新人として働くようになる。
 
ところが真面目すぎて、おファしたピアノの持ち主に余計な事を言う。あげく「担当変え」という名のクビになるのだが、事務所の経理の女の人が、彼を励まして「一万時間やれば上手くなるんだって」という。「それって、どの位ですか?」「5年か、6年」「そんなに待てませんよ」というやり取りがあるのだが
 
進まないだけの「直し」やなんにも思いつかず、パソコンにしがみついているだけの時間というのは、一万時間に加算されるのだろうか?
 
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「重版出来」

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松田奈緒子さんの漫画が好きなので、オダギリ・ジョーが画にそっくりで驚いている。今回、ドラマ化されたのは週刊バイブスという漫画雑誌の編集部が舞台だが、私が好きだったのは時代小説家の不器用な恋愛話だった。

 

 

登場人物が多く、ふたつ以上のドラマが同時進行で進んでいくので説明的になってしまうが、充分泣けるのは私だけか? レギュラーだけでなく、ゲスト出演者もめちゃくちゃ凝っている。火野正平さんも出ていて、いい役で、嬉しかった。

 

レギュラーキャストの漫画家、中田さんは育児放棄されて育ったうつろな若者で、永山絢斗くんが演じている。先輩アシスタントの沼田役のムロツヨシが、中田さんの荒削りなパワーに卒倒しそうになって、プロになる夢をあきらめて帰省して、稼業の酒屋を継ぐ。そして、彼に夢を託された中田さんは「なんで、俺だったんだよ」と悩むようになる。

 

思い込みでつっ走っているうちは幸せだが、いつかは淘汰されていく。

 

「この坂道」のお父さん役、大倉順憲さんが書かれた深水三章朗読劇「喝采」も、夢を追う恋人同士の葛藤をメールの文面を通して描いた話で、常に夢見がちな私はめちゃくちゃ共感してしまうのだが、近頃は純然たる受け手側の人と出会う機会ができて、不思議で仕方がない。

 

三味線を始めて三年、感覚が変わってきた。それと同時に、稽古不足にようやく気がついた。素質の問題はあるが、上手い人はお稽古のやり方を知っている。写真はマイ下駄お願い商品名「糸春・舟形八寸・本天一文字」

 
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落語「崇徳院」

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日曜日は打ち合わせの前に下北沢のりゅう亭さんで、大倉順憲さんプロデュースの落語会。出演は桂三木男さん。ツーブロックのサラブレッド落語家さんは妙齢32歳。洒脱な芸だと、感じた。と言っても、洒脱ってなんだと聞かれると困るが。

 

「崇徳院」は長屋の熊さんが恋煩いした若旦那を励ます話だが、恋の出会いの場として、上野にある清水寺と彼女が落としていった「せをはやみ」の句が登場する。この句を読んだ人の名前である「崇徳院」が演目のタイトルなわけだ。ちなみに、崇徳天皇は「平清盛」の時に、新さんが演じていた人だ。

 

一番、好きだったのは「三方一両損」で、大工と左官屋、大工の大家と左官屋の大家と四人を演じ分け、結末はお白砂で大岡裁き。(本人が言われて嬉しいかはともかくとして)、三木男さんは私がはまって見ていた東山くんの大岡越前にそっくりで、あたしゃ嬉しいよ、なのである。このように落語に詳しくない私は、ただ、ただ、ミーハーに徹している。

 

これが上野にある「清水の舞台」

 

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観て、面白かった。ニューヨークのイクメンが作るフレンチトーストやTVディナーが気になったが、今回は子供の養育権を巡る裁判の中で、子供との生活を「話を聞いてやり」と説明するのが耳に残った。自分が家族に与えられるものの中で、時間を与えるのは結構、大変なのだよ。裁判で争っているのに、互いの弁護士から追い詰められて心情を吐露する元パートナーにほだされてしまう設定も、面白かった。

 

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アップリンクのサイトwebDICEの13000字インタビューでも、カメラマンの立ち位置の話をしていたが「しゃっくり」とか「あちゃー」とか「ここ、どこなんですか」とか、黒木華さんの凄みのある芝居があった。
 
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こないだテレビで「小学生の個食が増えている」という話題の中で「家族がそばにいてやれないので、相談できる相手が誰もいないのと同じ」とコメントしているのを聞いて「そういう時のために、映画があるんじゃん」と思った。そして、そういう時に映画と出会った私は映画に頼る気持ちがとても、強い。映画を作る人となかなか、出会えなかったことが、残念でならない。そんな私の新作・・・

 

『道together』 fiddf 福岡インディペンデント映画祭2016

にて、上映されます。

 

タイムテーブルでたら、お知らせします。

 

…を観に、阿佐ヶ谷ロフトAへ。中野でお世話になった「危機一髪」に比べるとスタイリッシュに仕上げてあったけれど、最後に観客を惹きつけるのは感覚なんだなぁ、アイデアは真似できるけど、マッチングの妙は真似できないもんね~、と思った。バッテンメイクの西村喜廣監督は「虎影」のつなぎを着て、店内をウロウロしていた。

 

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ところで、フライヤーを貰ったので気軽に押しかけて行ちゃったけど、鉄ドンって「欽ドン」だったのねって初めて知った私にはプライベートすぎるイベントで、70席を満席にしてバースペースまで、開放していた。ありがとうございました。