松山市住宅情報館会長日記 『私の3.11』

 

 人間の歴史は天災・人災、困難・苦難の歴史と言える。東日本大震災発生から6年がたった。東電の放射能汚染は現在まで続いている。亡くなった方は2万人を超えた。復興が進んだとはいえ被災地の苦労は今も続いている。災害は忘れたころにやってくる。しかも青天の霹靂、突然やってくる。災難は過去の業(ごう)が消える事である。業(ごう)とは原因のことである。地震だって溜まった歪み(原因)が跳ね返って正常になるときに起こる。物は考えようです。災難災害はその被害が大きければ大きいほど過去の大きな歪みが治って正常に戻る事になる。

 

 3年前の平成26年3月11日という日は当社、我が家にも大地震が起きた。午前7時30分、高松国税局の査察(マルサ)の襲来だった。税務署の不信感(原因=業)が爆発したことになる。会社や自宅、親せきや銀行など十数か所同時の税務捜査だった。テレビドラマをほうふつさせるような出来事だった。その調査は9月11日まで6か月続いた。その結果、正常と判断されM&Aと進み現在がある。更に今年の4月1日社名が変わる。山あり谷あり、紆余曲折、進化発展して行くことでになる。個人だって会社だって生きている限り日常のまゝ留まる事は出来ない。