昨日は愛媛県新居浜市で講演でした。
第1部では、地元の高校生がハンセン病をテーマに制作した
ドキュメント作品が上映されました。
今の高校生がハンセン病をどうとらえているか、
ハンセン病を知らない世代の自分たちが、
映像にして伝えることの戸惑いなどが素直に描かれていた。
大島青松園の入所者、松本さんの思いをきちんと受けとめて、考えていた。
上映後の高校生の挨拶の言葉に魂が入っているのを感じた。
なんだか嬉しくて、頼もしくて、不覚にも涙ぐんでしまった。
フィールドワーク報告では、大島青松園の塔和子さんの軌跡をたどる旅。
「胸の泉に」
かかわらなければ、この愛しさをしるすべはなかった・・・・・
明浜町の文学碑にも刻まれている詩が朗読された。
私も、何度も、この詩を読んできた。何度も、励まされてきた詩。
そんな後の私の講演だった。
報告をした高校生たちも聞いていた。
私からのバトンは、あなた方に託した。
間違いなく、社会を変えていく人になっていくと思っている。
新居浜まで、5時間近くかかるというのに、日帰りでした。
あまりにもったいない。瀬戸内海のお魚も食べずに帰るのかー。
せめて、お土産。
この時期にしか出回らないという、大きなおみかん。
翌日には、自宅に届きました。
なんと、なんと、その甘いことったら。
みかんというより、オレンジなのだが、
薄皮がやわらかく、果汁たっぷりで、私の知っているオレンジとは別物。
日本はすごいなあ。
愛媛のみかんにもいろいろあるそうで、島のみかんが美味いとか、
人によってこだわりがあるよう。やっぱり、みかん王国(^O^)/