遠路、稲毛へ。~プレイバックその6~ | 徒然なる闘病記。

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~脈絡膜悪性黒色腫の闘病記~

放医研での当日受診がOKされたので、総武線に乗って、稲毛へ。
広大な敷地の中にある病院で、
「さっき電話した者です」と伝え、もろもろの手続きを。

先生の診察を受けたところ、やはり、脈絡膜悪性黒色腫だということ。
で、重粒子線治療の実績などの説明を受ける。

先生いわく、

眼球摘出と放射線治療の結果はほとんど同じ。
美容的に、眼球は温存した方が良い。
そのために、重粒子線治療がある。今までの成功率は90%以上。
今まで150人近く治療して3人程度しか失敗していない。
治療後、再発や眼球摘出したのが5人(だったかな?)程度。
腫瘍はかなり大きい部類に入るが、治療できる範囲である。

と、自身たっぷりに説明してくれたあと、
「ただ、僕が学会やらで忙しくて、2週間後にしか入院できないんだよ~」と言われ、
「腫瘍は大きいけど、重粒子線で頑張りましょう」と返事をする前に決定しました。

まぁ、家族一同、2週間でいけるの!?って感じでびっくりした。

あと、先生から「314万だけかかるんだけどね~(笑)」と笑いながら言われた後、
帝京大を受診する必要があることや今後の入院日程などが伝達されました。
「あと、途中、学会でボストンに1週間行かなきゃならないので、退院してもいいし、病院にいてもいいよ」と言われ、この日は終了。
家族一同、一安心で大阪へ戻れました。
当時、3歳だった娘は診察途中で外に出ていきましたが、よく付き合ってくれました。
こういうときには、子供はエネルギーになります!