威厳

 

高潔

 

そして、何より、

 

礼節

 

 

それさえ備わっていればいい

 

のさ。

 

 

人間にしろ、

国にしろ。。。。

 

 

それが、
人間の城、国の城、

 

ってもんでしょ。

 

 

攻められるから、
と怖れるかして、

 

だから、
守る方策に焦る。

 

 

なんと浅ましいことよ。

 

 

結局、

 

人間という生き物が、
この世で、最も醜い

 

最も愚かな生き物で、
最も残酷で残虐非道。

 

 

 

、つらつら思いながらの日、
夕刻のニュースで知りました。

 

下関市にある水族館(海響館)。

 

飼育していたバンドウイルカの雄の赤ちゃん(生後4カ月)がジャンプした際、母親など2頭のイルカと衝突プール外に落下して死んだと発表

 

水族館の担当者は、
 

「落下時の打ちどころが悪かったと思われ、非常に残念

 

ですと。

 

何が「残念」なんだ ?? !!

 

「プール外に出ないように注意する」
とか、
「マットを増やすなどの対策をして、」
とかばかり言葉を並べて、
ショーを「中止します」とは言わない。

 

 

田布施に近いからか

 

 

突然、
我が子の行方を見失った母イルカが、
淋しげにプール内を泳ぎ回る姿」を、
人間は簡単に「可哀想」と言うだけだ。

 

 

1年もの間、乳離れできないイルカ。

 

生まれて僅か4ヶ月の赤ちゃんが、
人間が楽しむだけの犠牲になる。

 

飼育員たちは、自慢げに振る舞い、
「イルカに成りきり、愛情を注いで」、
と言いながら「動物愛」を弄ぶのよ。

 

 

とにかく「先ず一旦、止めましょう
という動物愛護者は誰一人いないのか

 

 

水の中で自在に泳ぎ回る池の鯉。

 

池の淵に近寄れば寄って来い鯉。

 

そこに人間の愛情の眼差しはある。

 

 

それだけじゃ楽しくないのかっ
それだけじゃ面白くない
のかっ

 

一体、誰が面白くない、というのだ

 

そばに連れているアナタの子供か

 

 

そんなことだから育ち育てる過程で、
楽しみの与え方が残酷の道を採り、

面白さの感覚すら残虐の途を辿る。

 

 

草花にしろ、樹木にしろ、動物にしろ、
生きものの「あるがまま」を眺めれば、
心の中に自ずと湧いてくる驚きがあるでしょう

 

 

どんな楽しみより、どんな面白みより、
遥かに優る驚きの喜びを覚える
でしょう

 

それが人間だからこその「観察」でしょう。

 

 

「こんなんじゃ面白くない
と泣き喚く子に育てるのか

 

 

 

ホントは朝の内からの想念は別のこと

 

 

哀しい「ショーの顛末」が耳に飛び込み、
動物虐待を商売にする人間の残酷さが、
どうしても拭い切れない胸に突き刺さる。

 

 

 

 

Tangerine Dream-Dolphin Dance
https://youtu.be/Bxsq5AJzRz8

【めいろの:頭の中にあまたの四色】2016.9.15