昨日、UEFA女子チャンピオンズリーグ決勝戦、オリンピックリヨン(フランス)vs フランクフルト(ドイツ)の一戦が行われ、2-0でリヨンが勝利し、大会2連覇を達成しました。

この試合、ドイツ・ミュンヘンで行われたんですけど、観客は5万人。
女子の試合で5万人も入ってしまうドイツという国。
本当にドイツ人はサッカーが大好きです。

2010年にマドリッドで行われた決勝は1万5000人だったかな。
あの時も、スペインのサッカー熱を感じた。
PK戦に突入したときのゴール裏は異様な盛り上がりを見せていたし、私自身も6人目のキッカーを務めたけど、あの空間は本当に「独特」の雰囲気だった。
もちろん、最高の雰囲気でしたけどね (^^)

2011年の決勝はロンドンで行われたけど、観客は1万人も入っていなかったと思う。
行われたスタジアムが小さかったっていうのもあったけど、スペインとはまた違った雰囲気だった。
ただ、歴史あるスタジアムなだけに、雰囲気は最高によかった。
自分にはどうしようもできない理由で試合に出られなかったのは残念だったけど。

そして今年はミュンヘン。
試合は、私もネットで観戦していました。
まぁ色々感じることはあったけど、ここには書きません。

多分、未来のドイツとフランスのサッカーがどう発展していくのかが、少し垣間みれたそんな試合だったような気はします。

リヨンの麻未ちゃんのプレーが5分くらいだったけど見れました。
準決勝で対戦したときはピッチでの姿が見れなくて残念だったけど、こうしてファイナルのピッチに立ってプレーしたということが、なんだか嬉しかったです。

彼女、準決勝の試合が終わった直後、私の所に挨拶しにきてくれました。
でも、私の顔を見るなり彼女は涙を流し始めました。
その涙の意味、私はすぐに察することができた。

私も、ドイツにきたばっかりの時は、なかなかスタメンで出られなくて悔しい想いをして、チームが勝っても素直に喜べていない自分もいた。

試合に出られない悔しさの方が試合に勝った嬉しさを上回ってしまうんですよね、どうしても。

なんだか、まるで2年前の自分を見ているようでした。
そんな悔しい想いができる麻未ちゃんは、すごく幸せ者だと思います。
私も、あの時のそんな悔しい想いがあったからこそ、今の自分があるから。

紗希も90分フル出場で頑張っていました。
先週のドイツカップ決勝ではピッチに立てず、相当悔しい想いをしていたはず。
だけど、今日はしっかりピッチに立って90分間闘い抜いてました。

そんな2人から、またエネルギーもらいました。

私も、まだまだですね。

もっともっと、進化していく。

チャレンジあるのみ。