口唇口蓋裂について | 池袋3分の矯正歯科-キレイな歯並びで笑顔を作ります

口唇口蓋裂について

◆口唇口蓋裂について

院長の北原です。東京は最強寒波が去って少し暖かくなってきましたね。

まだ朝晩は寒い日もありますが、寒波が来た時のマイナス気温に比べると、ずいぶんとましに感じます。

このままひどく寒くなることなく春になってほしいものです。

さて、口唇口蓋裂とは、生まれつき上唇や上顎に裂け目が生じる先天性の疾患です。

上顎はもともと生まれる前は分かれているのですが、くっついて上顎になっていきます。

口唇口蓋裂はその上顎ができる過程で、分かれていた上顎がくっついていくのが阻害され、上顎に裂け目ができてしまう先天性の病気です。

日本人では500人に1人程度に見られ、比較的出生頻度が高い疾患です。

外科手術で裂け目を閉じるのですが、現在では手術の方法が確立されつつあり、裂け目や手術痕はだいぶ目立たなくなっています。

その手術は生後3ヶ月と1年半頃に、形成外科や口腔外科で受けます。

その手術は主に皮膚をつなぐ手術で、上顎の骨は分かれたままになっています。

骨が割れているすぐそばの歯が大きくねじれたり、手術の影響で、上顎の成長量が小さくなり、受け口になったりすることがあり、そのような場合には矯正治療が必要になります。

顎の骨の成長をコントロールして受け口を治したり、ねじれている歯をきちんと配列させる矯正治療を行い、歯並びと咬み合わせを改善させます。

また、分かれている上顎の骨をつなぐ骨移植の手術のタイミングを、矯正科医が判断することもあります。

口唇口蓋裂で顎の骨格に問題のある場合は、小学生の低学年から矯正治療を始めて、高校生から成人される頃まで治療が続くことが多いです。

そのため矯正科医は、成長の段階に応じて計画的に矯正治療を行い、患者さんとは長いお付き合いをさせていただくことになります。

一般的に矯正治療は健康保険が適応されませんが、口唇口蓋裂では健康保険の対象となります。

更に子供には健康保険の自己負担分を国や地方自治体が補助する制度があり、「指定自立支援医療機関」がその役割を担います。

当院は前院長の時代を含め、約40年にわたり「指定自立支援医療機関」ですので、口唇口蓋裂を始めとした先天性疾患の多くの患者さんを治療してきました。

当院は口唇口蓋裂の矯正治療においては豊富な実績があるので、口唇口蓋裂の矯正治療でご質問のある方はぜひご相談下さい。

◆茗水矯正歯科
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