本日の天気コーナーでは、大雪となった先月14日の低気圧と今回の低気圧の違いを解説テレビ

関東地方の雪は、低気圧が日本の南海上を進む、いわゆる【南岸低気圧】がもたらす場合がほとんどですポイント

気象業界では、低気圧が八丈島の北側を通ると雨雨
南側を通ると雪になる、と言われています雪

成人の日・先月14日の低気圧と今回の低気圧が辿ったコースはほぼ一緒台風
八丈島のほんの少しだけ南を通過したと思われますドラの手

では何故今回は成人の日のような大雪にはならなかったのか…

1番の要因は、低気圧の《発達度合いの差》にあったと推察できますひらめき電球
↑こちらは1月14日と、今日・2月6日の天気図を拡大したものですサーチ

成人の日の低気圧は等圧線が混んでいますねムーミンパパ
等圧線が混んでいるのは低気圧が発達している証拠なんです目

成人の日の低気圧は前の晩から急発達したため、北にある冷たい空気を引き込む力が強くなり大雪をもたらしました雪寒っ

前回の大雪の時と比べ、今回の低気圧は冷たい空気の引き込みが弱かったため、朝降っていた雪が次第にミゾレや雨へと変わっていったんですねらぶ②

他にも色々細かい理由は考えられますが、主だったものを解説させてもらいましたうーたん

私がこの日の前日、2月5日に出した予報は
『気温が最も下がる朝は雪の可能性大ビックリマーク
低気圧の発達が前回ほどではないため大雪の可能性は小ビックリマーク
雪は時間と共にミゾレや雨に変わり、夜には止む見込み』
でしたテレビ

ほぼほぼ当たってはいましたが、前回の大雪はまさかあそこまでになるとは残念ながら予想出来ませんでしたしょぼん

1勝1敗ドンッ

気象予報は経験値がものを言います!!

【当たる予報士】と言われるよう、今後も精進致しますっDASH!

ちなみに今回気象庁や各局が《大雪の可能性有り》としていたのは、基本的に気象予報は『見逃し』より『空振り』の方が安全面、防災面においていいとされているためだと思います注意

とは言え、あまりにも『空振り』が多いと信用をなくすので当てにいくよう努めますねDASH!





今日の放送やこの記事をきっかけに、皆様が少しでも『へ~、んじゃ今度雪が降るってなった時は天気予報の天気図をもうちょっとちゃんと見てみようかなマスオ』と思っていただけましたら、これ幸いですクローバー







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