箱根で泊まったお宿は人気の佳ら久。
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お食事は夕朝共に和食ダイニングの六つ喜。
ライトも六角形、お盆も六角形と統一されたモダンな印象。
子供もほぼ同じ料理で辛味などは抜いてある。
鯛の昆布〆と赤紫蘇のジュレ
前菜の盛り合わせは木の巨大なプレートが出てくる。
モダンフレンチみたいで外国人にウケそう。
南京葛豆腐、自家製ハム、鯖焼き締め、かます棒寿司。
どれも小さなほんの一口サイズで上品すぎる。
子供用の前菜。
椀ものは石川芋の擦り流し
子供用の刺身。2切れなので一瞬でなくなる。
大人用の刺身。盛り付けは綺麗だが本当に少なすぎないか。
魚料理は一品選べるので
イトヨリダイのウニ焼きにした。
夫は金目鯛の鱗焼き。あまりの小ささに泣いてた。笑
肉料理。
プラス3000円で牛ヒレに変えたが、パサパサで恐らく50-60gか。
フォアグラ味噌をつけて食べるのだが、フォアグラはいらないから肉の質をあげてほしいところ。
スタンダードな肉料理は和牛と鹿肉のグリエ。
小さすぎて肉が2種類乗っているように見えない。
肉より赤い薔薇の花びらの方が多く見える。
鹿肉は脂がない分、しっとりと仕上げるのが普通だと思うけど解凍が悪いのかパッサパサでニオイがあった。残念。
シメのご飯は鱧。酢飯で冷たくて最後にガッカリしてしまった。
和食の最後は炊き立てのホカホカご飯が食べたい。
外国人向けに寿司のように仕立てているのか。
デザートが一番美味しかった。
専属のパティシエがいるというのに納得の一皿。
巨峰、薔薇、桃が三位一体となって美しい味わい。
お皿はどれも美しいし、盛り付けも綺麗だけどいかんせん少なすぎる。
一休のクチコミにもデザート以外美味しくないと書かれている方が結構いて同じ感想。
お手拭きがタオルではなくて使い捨ての普通のアルコールペーパーなのもこの価格帯ではうーん、と思う。
お酒の値付けが異様に高くて、日本酒が半合で1500円とかプレミアムな酒でもないのにちょっとビックリだった。
朝ごはん。
着席してメニューを眺め、お夕飯がアレではどうせ満足できないんでしょう〜なんて斜に構えていたら。
なんと。とっても美味しそう!
地元の食材や名品を並べてあり、一つ一つにストーリーがある。
菊菜の胡麻和えも冬瓜のそぼろ餡もきちんと美味しくて、ホッとする味だし、鯖の干物も脂がしっかりのっていた。
かぼちゃプリンと梨、ブルーベリーをいただいて大満足。
朝食は素晴らしかったな。
本当は和食に飽きてしまい、朝ごはんくらい洋食にしようとしていたけど、満席で和食になったが逆に正解だった。
朝食のお箸はボックスに入っており、このまま持ち帰りができるのも外国人には喜ばれそう。
スタッフは全員感じ良いし、ラウンジやテラスなど回遊できて良い施設ではあるんだけどな。
お夕飯がイマイチすぎて外で食べる選択肢は箱根だと厳しいので、今のところリピートは考えていない。
外国人に目線を合わせているんだろうな、と随所に感じた。