ゴスペル奏者として,ミュージックディレクターを初めて8年。
ブルックリンに住んでいた時に、イタリアンレストランでピアノを弾いていたり,ニューヨークに引っ越してきた当初は、ミッドタウンのホステスバーでピアノを弾いていたこともあった。
そろそろ夜の仕事ではない仕事をしたいなぁ。。。と思っていたら、ひょんなことから知り合いのちょっとクレイジーな、プロキーボーディストで、結 構有名な(奥さんがハウスミュージックの何とかタッカーさん)マーカスから、“この番号にかけてみな”と,とあるエージェントの電話番号をもらった。
早速かけてみた。
”オーディション兼面接に来てもらえるかな?ハーレムまで。”
ってことで、多分次の日ぐらいに伺ってみた。
とりあえず,簡単な曲弾かされて,
”おk-!じゃ、教会から依頼が来たら電話するね。”
”え?あ、ok....thank u!!! " lol
話が長くなるので簡単に書くと,その後スタテンアイランドのめちゃくちゃ遠いチャーチに2回ほどお仕事で行ったんだけど,遠すぎたし,何ていうかエネルギーが全くあわなかった。。
このころ、かなり私生活面で最悪な精神状態になっていて、お友達と家でおかしくなったこともあった。ブルックリンからハーレムにまた引っ越して,早朝6時頃友達とハーレム界隈を散歩しにいって、もう足が浮いているような、雲のうえを歩いているような...
そこらの人には、
“君たち大丈夫か?”
とまでいわれるぐらいやばかった。。。時もあった。
その日はスタテンアイランドの教会の仕事があったにもかかわらず、ドタキャンまでしてしまった。(THX マコ笑)
友達に言わせると,まさにジェットコースター真っ逆さまの人生。
あの頃,本当に今では考えられないほど落ちまくった。。。泣きまくった。。。
命がけで恋をした。。。
でも落ちるとこまで落ちたから今の私があるのは絶対!
だから、落ちてよかった!!!!!!!!!笑
人生うまくいかない時は誰にでもあるし、そんなときはおちておちて落ちまくってどん底までおちてみよう!
だってその後はあがるしかないもん。
そこから這い上がったからこそ味わえる幸福感。。。これこそが人生!
そんなときに,ウォリーが、ジャマイカのチャーチで今度オーディションがあるんだけど、行ってみないか?といわれ、お給料が結構よかったの(笑)でこれまた遠いけど、行くことにした。
ピアノは3歳から弾いてたけど、ゴスペルミュージックはこの仕事につくまで弾いたこともなかった私。
こんなんでオーディションって。。。だいじょうぶなの~?
と思ったけど、何でも経験!
そして、
受かってしまった。
進路を決める時に、母親に何がしたいのか、と聞かれ,
教会でピアノ弾きたい。。。なんていっていたことを今ふと思いだした。
その時母には、それは仕事にならないんじゃないか、、、と言われたこともあった。
人生おもしろいもんだ。
黒人ばかりの教会で、クワイアーが4つもあるこの教会。
年代も子供から,ティーン,ミドルエイジ、そして年配。。。
クワイアーには4人のクワイアーディレクターがいる。
そこに、日本からきた日本人の私がミュージックディレクター??
笑える話だ。
“あなたゴスペルミュージック、どんな曲弾けるの?”
"え、私あんまりゴスペルのこと知らないんです。。でも、歌ってくれたり、曲をかけてくれれば、弾けるとおもうんで、歌ってもらってもいいですか?”
”。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。”
こんなやりとりもあったけど、この仕事が大好きになってしまった。。。
(なんにでもすぐに恋に落ちる私 笑)
まずゴスペルミュージックのコードの切なさ、悲しさ。。。たまらない!
みんなと一体感になった時のあの鳥肌もんのフィーリング。。。
ホーリーゴーストが降りてくるっていうけど、本当に降りてくるんだ、って実感。
この頃私はノンクリスチャンだったしね。驚いた。
特に日曜日の礼拝では何回涙がでそうになるのを我慢したことか。。。
往復4時間、片道2時間、毎週土、日雪が降ろうが、ブラックアウトになろうが、ハーレムから通った8年間。
教会の人たちは私のこと本当に娘や家族のように扱ってくれた。
私が人生で悩んでいるときも,いつも話を聞いてくれたり,アドバイスをくれたり,”WE LOVE YOU COCO” とみんながみんな子供から年配の人まで暖かい気持ちをくれた。
私の友人、家族が日本から教会に来たときも本当に暖かく迎えてくれた。。。
音楽は国境を越えるって言うけど,これ本当。
私の音楽が心,指先からみんなに伝わったんだな。。。って。
このお仕事のおかげで、アーティストビザ,おまけに私の夢だったグリーンカードまでとれてしまったから、“好きなことをする”パワーは半端ない。
そしてこのグリーンカードのおかげで、これまた私の夢だったリタイア後はハワイに永住計画。。。。。リタイアはまだしないけど、自分が思い描いている人生設計、遅かれ早かれ,予定通りに導かれている。
人生何があるかわからない。
その時その時に与えられたチャンスはなんでもやってみるといい。
エミナムも言ってる。笑
"You only get one shot, do not miss your chance to blow
This opportunity comes once in a lifetime yo"
この教会で働くようになって,仕事に行きたくない,と思ったことは一度もない。自分の好きなことを仕事にして、それもニューヨークで音楽で食べていけて,みんな優しくしてくれて。。。
なんて幸せな人生なんだろう。。。。
だからこの教会を去ることだけは本当に心が痛む。
でも,これから自分が幸せでいる為に,決めたこと。
後悔はない。
ピアノの練習が大嫌いで、先生にいつもおこられていた私。
好きな曲を自分の好きなように弾くこと、自由に自分のフィーリングをピアノを通して表現することは大好きだった私。
ピアノのレッスンではおちこぼれだった私が,いまこうしてピアノで生活していること。。。
これが大好き!
という気持ちを大切にして,情熱をもってやっていれば、必ず自分の夢って叶うもの。
本当に幸せな気持ちにさせてくれる音楽に感謝。
そんな私の8年間のゴスペル奏者/ミュージックディレクターの最後を飾るといっても過言ではないコンサートが先日ありました。
もう最高だった。
めちゃくちゃ楽しかったし、一生忘れることのできないコンサートになった。
人生山あり谷ありそれでいい。
お先真っ暗だった私もいれば,今こんなに幸せな自分もいるんだから。
ブルックリンに住んでいた時に、イタリアンレストランでピアノを弾いていたり,ニューヨークに引っ越してきた当初は、ミッドタウンのホステスバーでピアノを弾いていたこともあった。
そろそろ夜の仕事ではない仕事をしたいなぁ。。。と思っていたら、ひょんなことから知り合いのちょっとクレイジーな、プロキーボーディストで、結 構有名な(奥さんがハウスミュージックの何とかタッカーさん)マーカスから、“この番号にかけてみな”と,とあるエージェントの電話番号をもらった。
早速かけてみた。
”オーディション兼面接に来てもらえるかな?ハーレムまで。”
ってことで、多分次の日ぐらいに伺ってみた。
とりあえず,簡単な曲弾かされて,
”おk-!じゃ、教会から依頼が来たら電話するね。”
”え?あ、ok....thank u!!! " lol
話が長くなるので簡単に書くと,その後スタテンアイランドのめちゃくちゃ遠いチャーチに2回ほどお仕事で行ったんだけど,遠すぎたし,何ていうかエネルギーが全くあわなかった。。
このころ、かなり私生活面で最悪な精神状態になっていて、お友達と家でおかしくなったこともあった。ブルックリンからハーレムにまた引っ越して,早朝6時頃友達とハーレム界隈を散歩しにいって、もう足が浮いているような、雲のうえを歩いているような...
そこらの人には、
“君たち大丈夫か?”
とまでいわれるぐらいやばかった。。。時もあった。
その日はスタテンアイランドの教会の仕事があったにもかかわらず、ドタキャンまでしてしまった。(THX マコ笑)
友達に言わせると,まさにジェットコースター真っ逆さまの人生。
あの頃,本当に今では考えられないほど落ちまくった。。。泣きまくった。。。
命がけで恋をした。。。
でも落ちるとこまで落ちたから今の私があるのは絶対!
だから、落ちてよかった!!!!!!!!!笑
人生うまくいかない時は誰にでもあるし、そんなときはおちておちて落ちまくってどん底までおちてみよう!
だってその後はあがるしかないもん。
そこから這い上がったからこそ味わえる幸福感。。。これこそが人生!
そんなときに,ウォリーが、ジャマイカのチャーチで今度オーディションがあるんだけど、行ってみないか?といわれ、お給料が結構よかったの(笑)でこれまた遠いけど、行くことにした。
ピアノは3歳から弾いてたけど、ゴスペルミュージックはこの仕事につくまで弾いたこともなかった私。
こんなんでオーディションって。。。だいじょうぶなの~?
と思ったけど、何でも経験!
そして、
受かってしまった。
進路を決める時に、母親に何がしたいのか、と聞かれ,
教会でピアノ弾きたい。。。なんていっていたことを今ふと思いだした。
その時母には、それは仕事にならないんじゃないか、、、と言われたこともあった。
人生おもしろいもんだ。
黒人ばかりの教会で、クワイアーが4つもあるこの教会。
年代も子供から,ティーン,ミドルエイジ、そして年配。。。
クワイアーには4人のクワイアーディレクターがいる。
そこに、日本からきた日本人の私がミュージックディレクター??
笑える話だ。
“あなたゴスペルミュージック、どんな曲弾けるの?”
"え、私あんまりゴスペルのこと知らないんです。。でも、歌ってくれたり、曲をかけてくれれば、弾けるとおもうんで、歌ってもらってもいいですか?”
”。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。”
こんなやりとりもあったけど、この仕事が大好きになってしまった。。。
(なんにでもすぐに恋に落ちる私 笑)
まずゴスペルミュージックのコードの切なさ、悲しさ。。。たまらない!
みんなと一体感になった時のあの鳥肌もんのフィーリング。。。
ホーリーゴーストが降りてくるっていうけど、本当に降りてくるんだ、って実感。
この頃私はノンクリスチャンだったしね。驚いた。
特に日曜日の礼拝では何回涙がでそうになるのを我慢したことか。。。
往復4時間、片道2時間、毎週土、日雪が降ろうが、ブラックアウトになろうが、ハーレムから通った8年間。
教会の人たちは私のこと本当に娘や家族のように扱ってくれた。
私が人生で悩んでいるときも,いつも話を聞いてくれたり,アドバイスをくれたり,”WE LOVE YOU COCO” とみんながみんな子供から年配の人まで暖かい気持ちをくれた。
私の友人、家族が日本から教会に来たときも本当に暖かく迎えてくれた。。。
音楽は国境を越えるって言うけど,これ本当。
私の音楽が心,指先からみんなに伝わったんだな。。。って。
このお仕事のおかげで、アーティストビザ,おまけに私の夢だったグリーンカードまでとれてしまったから、“好きなことをする”パワーは半端ない。
そしてこのグリーンカードのおかげで、これまた私の夢だったリタイア後はハワイに永住計画。。。。。リタイアはまだしないけど、自分が思い描いている人生設計、遅かれ早かれ,予定通りに導かれている。
人生何があるかわからない。
その時その時に与えられたチャンスはなんでもやってみるといい。
エミナムも言ってる。笑
"You only get one shot, do not miss your chance to blow
This opportunity comes once in a lifetime yo"
この教会で働くようになって,仕事に行きたくない,と思ったことは一度もない。自分の好きなことを仕事にして、それもニューヨークで音楽で食べていけて,みんな優しくしてくれて。。。
なんて幸せな人生なんだろう。。。。
だからこの教会を去ることだけは本当に心が痛む。
でも,これから自分が幸せでいる為に,決めたこと。
後悔はない。
ピアノの練習が大嫌いで、先生にいつもおこられていた私。
好きな曲を自分の好きなように弾くこと、自由に自分のフィーリングをピアノを通して表現することは大好きだった私。
ピアノのレッスンではおちこぼれだった私が,いまこうしてピアノで生活していること。。。
これが大好き!
という気持ちを大切にして,情熱をもってやっていれば、必ず自分の夢って叶うもの。
本当に幸せな気持ちにさせてくれる音楽に感謝。
そんな私の8年間のゴスペル奏者/ミュージックディレクターの最後を飾るといっても過言ではないコンサートが先日ありました。
もう最高だった。
めちゃくちゃ楽しかったし、一生忘れることのできないコンサートになった。
人生山あり谷ありそれでいい。
お先真っ暗だった私もいれば,今こんなに幸せな自分もいるんだから。