【BAMBOO BLADE　14巻（完）】　「剣道が、大好きです。」　【コミック感想】

BAMBOO BLADE　14巻
出版社:スクウェア・エニックス
著者:土塚理弘
イラスト:五十嵐あぐり
発売日:10/11/25

ついにバンブーブレードも最終巻を無事に発売となりました。
ヤングガンガンの創刊から連載を続けていたバンブー。
本当に今までお疲れ様でした、そしてありがとう。

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■　剣道をやっている理由
13巻の最後の方で、珠ちゃんは色々と考えさせられることとなった。
その答えを探すために、部員のみんなや、先生などに剣道をやっている理由を聞いたりする。

自分はどうして剣道をやっているのか、どうなろうとしているのか、どうなってほしいと思われているのか――

■　伝えたい
珠ちゃんが小さい頃に亡くなってしまった母の”椿”が出演したTVのテープが手に入った。
そのテープを観て珠ちゃんはものすごい心にくることころがあったのです。

そしてやっと自分の答えがみつかり、それがどのようなものかをみんなに伝える。

珠ちゅんのようになりたい――

■　コジロー先生
コジロー先生自身は、全然部員達に何も教えることができていないと感じていたが、そんなことはない。
一人一人としっかりと接していたからこそ、それぞれが”剣道をやっている理由”というのに気づいているのだから。

■　スタートがゴール
剣道をやっている理由、やりたい理由、答えが見つかったここからが本当のスタートライン。
最後にあとがきで土塚さんからのメッセージがありました。
そこにはバンブーの構想とかが書かれています。　最後はどのようにしようかは元から決まっていて、最初は5巻程度でまとめようとおもっていたことなども。
だけどキャラクターが一人歩きするほどに、土塚さん自身も続きが気になり書いていたとのこと。

スタートラインがゴール――

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バンブーブレードは”精神の成長”が本当によく分かる作品です。
スポーツ漫画といったら勝つために技術を磨いたりと熱い感じですが、バンブーブレードはそうではない。
全ては技術とかだけではなく、精神の成長をも人を強くするし大きくなるってことを伝えたいのだと自分は解釈しています。

色々と気になる事が残っているバンブーですが、それは読者一人一人創造して楽しみましょうｗ

バンブーブレードといえば、バンブーブレードBはまだまだガンガンで連載中です！
本編のバンブーは終わりましたが、Bのほうもみんなで応援していきましょう！

本当に色々な思いが心に伝わってくる作品をありがとうございました。

【BAMBOO BLADE】　この道の、ずっと先、”夢”は、まばたきの瞬間に――。
（↑のリンクにバンブーの応援記事を書いてみましたので、よかったらご覧になってみてください！
アニメ2期などもみんなで積極的に取り上げいればきっと現実になりますよ！）