これからの時代はきっと
こういう方向にあるんだろうなって思うことが
いくつかあります。
たとえば、まちづくりでいえば、
「ないものねだり」より「あるもの探し」
とうキャッチフレーズでも知られる
哲学ある「地元学(じもとがく)」。
それと
地域に根ざした「コミュニティ・シンクタンク」です。
NPO法人には教育、環境、まちづくりなど
17のジャンルがありますが、
いまとってもおもしろいなあって思うのが
各地にできている地域政策形成を担う
まちづくりNPOです。
今日、ご紹介するのは
滋賀県のNPO法人「ひとまち政策研究所」です。
これからますます政策力、代替案の提案能力、
解決のためのネットワーク力、表現力などを有する
コミュニティ・シンクタンクが
各地に誕生、活躍していきそうです。
これがない地域は今後は大変厳しいのかも
しれないなあって思うくらいです。
NPO法人ひとまち政策研究所編の本が
滋賀のサンライズ出版から出ています。
『風に出会う~地域にいきる環境文化~』
(谷口浩志・阿部圭宏 監修・定価1,260円
さまざまな実践や提言によって、
21世紀の滋賀のまちづくりの息吹が感じられます。
以下、執筆陣です
林沼 敏弘/草津市職員
仲野 優子/NPO法人おうみNPO政策ネットワーク代表理事
阿部 圭宏/市民活動・NPOコーディネーター/NPO市民熱人代表
松田 弘/淡海フィランスロピーネット顧問
秦 憲志/(財)滋賀総合研究所主任研究員
奥野 修/(財)滋賀総合研究所主任研究員
西川実佐子/NPO法人ひとまち政策研究所理事長
戸所 岩雄/建築家/計画工房代表
織田 直文/京都橘女子大学文化政策学部教授
青木 敏/ヴァイタルコミュニティープロデュース代表
大平 正道/しがらき狸学会会長
谷口 浩志/滋賀文化短期大学生活文化学科助教授
澤 孝彦/セブン・ドロップス代表
執筆人をみていて、ほんとうに
すてきだなあって思います。
みんなが知恵を出し合って、
地域の未来をコラボレーションしていく。
いま、この国は、新しい風と
出会うことがとっても大事なのですね。
みなさんのまちには
コミュニティ・シンクタンク、ありますか?
2005.2.22
研究所★研究所 塩見直紀
半農半X研究所
「半農半X的生活~スローレボリューションでいこう」
http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/