ホメオパシーについて思うところ | 江戸川区船堀のリフレクソロジーとヘッドマッサージ・ホットストーンの隠れ家リラクゼーションサロン*温楽空間&4人の楽しい♪子育て

ホメオパシーについて思うところ

ホメオパシーについて思うところ。勇気をもってかいてみます。

ホメオパシーによる事件がいろいろ発覚しています。

最初に聞いたニュース、助産師がK2シロップを飲ませず、レメディだけを飲ませて、乳児が亡くなった、という事件がありました。これを聞いたとき、このような事件が起こったことにちょっと驚きました。

その他、保健室でレメディを生徒に渡していた養護教諭のこととか、子どもにホメオパシーのみ施し、アトピー治療や予防接種をせず死なせてしまった、とか。

ホメオパシーは日本では医療としては認められておらず、レメディは薬ではないとされています。だから医療従事者でなくとも誰でも自由に選択し、取り入れることができる、というわけですね。

わが家の三男はアレルギーもちで(アトピーや喘息)、以前、マスクマンになるほど ひどい症状がありました。そのとき、ほんとうにこれからよくなっていくんだろうか。このままひどいままだったらどうしよう?などと、不安がありました。西洋薬(ステロイド)をぬってもぬっても、少しよくなってはまたひどくなり、の繰り返し。果てしなく続くような気がして、きっとこのままではあかん、ステロイド漬けになってしまうのではないか、何かちょっと気分を変えて(というほど、気楽なものでもないけど)、別の方法にチャレンジしてみることが必要じゃないか?それで何かいい変化があるかもしれない、と思いました。

そのマスクマン のブログの最後の方にも「統合医療を受ける」と書きましたが、三男は7月から帯津三敬塾クリニック に通っています。

こちらの板村先生にお世話になっているわけですが、板村先生は医者です。皮膚科の専門医ですので、西洋薬のことについてももちろんよくご存知です。

三男を診てもらい、お薬手帳に記録しているこれまで出された薬なども見ていただきました。セカンドオピニオン的な感じで、見ていただいたわけですが、ステロイドを使っている薬は、よくなったら順に弱い薬へと変えていっているので、これはこれで問題ない処方です、とのことでした。

ステロイドは、よく誤解されやすいということで、いろいろと説明もしていただきました。ステロイドを使い続けるとよくない、といわれますが、上手に使っていくのがいいとのことです。わたしは医療従事者でないのでうまく説明できないかもしれませんが(いちおう言い訳しておこう…)、アトピーで皮膚が荒れるというのは、皮膚がやけどをしているのと同じようなダメージを受けていて、やけどの場合は治るのに1ヶ月くらいかかります、それと同じでアトピーでかき壊したところも治るのに1ヶ月くらいかかるのです。その間、またかゆくてかいてしまうと、傷がひどくなり、なおるものもなかなか治らないということになってしまう。だからステロイドを含む外用薬を塗って、一時的にかゆみを止め、かかせないようにして傷をつくらないようにして治す、という方法をとるのです。ステロイドはかかせないために塗る、順調に皮膚を回復させるための手助けとして塗る、ということです。そのような説明でした。だからひどいときには、強い薬で抑えることも必要なのです、というわけです。

なるほどー。

で、ホメオパシーですが、これは板村先生が所属している日本ホメオパシー医学会 にとても詳しくわかりやすく説明されています。この日本ホメオパシー医学会の会員は医療従事者のみとなっているので、ホメオパシーとともに、必要なら西洋医学方面からの治療も行える(もしくは他の病院にも通いながら両方で治療を行える)と思います。

先日、診察していただきましたが、顔はわりときれいになってきましたが、手足は以前より少しひどい状態でした。それを診た板村先生、これはかゆそうだから、お薬ぬってあげてください、とおっしゃいました。

もちろん、わたしとしてはあまり西洋薬を服用させたくない(わたし自身は薬がきらいです)、というのが本音ですが、そうはいっても、西洋薬の優れたところも認める必要があるな、とも思います。

西洋医学にも限界があるし、ホメオパシーにも限界があるだろうし、中国医学(漢方)にも限界があると思います。でもそれぞれの特徴があるので、自分の病状が回復しやすいもっともよい方法を選択・併用するということでいいんじゃないかなと思うわけです。

三男がレメディを飲み始めて、よくなってきたか?といえば、それはまだ今のところ、よくわかりません。じつはレメディを飲み始める前から、塗り薬をやめて、ほんとうに自然に、時間をかけてですが、よくなってきてはいたのです。その後、レメディを飲み始めたので、本当にレメディが効いたのかどうか、効いているのかどうか、実際のところはわからないです。顔についていえば、悪くはなっていません。手足はかゆいようで、かきこわしになってじくじくしているところがあります。ここに西洋薬をぬると、よくなってきました。

レメディは自然治癒力に働きかけるということです。科学的に証明されていません。エセ科学といわれていますが、科学で証明されていないものは、たくさんあると思います。鍼灸なども同様だと思います。経験則ですね。科学的に証明されなくても、経験でこれは効果があるとかいうことは多いのではないでしょうか。昔ながらのおばあちゃんの知恵みたいなものだと思います。

なんでも「一辺倒」というのはあまりよくないんじゃないかな~?と思います。ホメオパシーの事件は医療従事者以外の「ホメオパシー一辺倒」という方が多かったのでは?

「西洋医学」だけではなくて「ホメオパシー」や「中国医学」も医療として認められ、医療を受ける側として、選択肢が増えたらいいなと思います。