対岸の火事ではない「オーストラリア大学内に中国人スパイ網」 | タマタマ来ただけ~中国教育事情と社会をお伝えします~

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中国で日本語教師をしていたタマのブログ
2014年7月帰国しました。

中国の某地で日本語教師をしていたタマと申します。
教育という観点から見えてくる中国の生の姿をお伝えしたいと思っています。

「豪大学内に中国人スパイ網」 地元紙報道、総領事は反発

 『オーストラリアの有力紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、同国の主要大学内で中国当局が中国人留学生の「密告ネットワーク」を構築し、中国への反体制活動などの監視を強化していると報じ』ました。

 『複数の中国情報機関担当者が、中国の「核心的利益」を守るため、現地の中国人コミュニティーで監視網を形成していることを認めたと伝え』ました。

 『主な対象はシドニーやメルボルンなどに留学する中国人学生ら9万人以上で、本国では規制されているチベットの人権弾圧問題や、非合法の気功集団「法輪功」への関与などを警戒しているとい』います。

 記事では、「授業中に民主主義についてコメントした中国出身の講師が、後から中国国内で情報機関から4回にわたり尋問を受けたケースを紹介」しています。

 また「中国政府関係者が各大学に組織を作って金銭支援し、密告奨励のほか空港での中国要人歓迎などに動員しているとい」います。


 そういえば日本でも、中国出身の大学教授が中国帰国後に拘束されて尋問をされていましたね。

 北京オリンピック時の長野での聖火リレー時の暴動事件も記憶に残っています。


 『駐シドニー中国総領事は「事実無根で真実、批判、公正の報道原則に反する」とする声明を出し、記事が両国の友好関係の障害になると批判し』ています。

 もちろん、日本でも同様の主張をするのでしょうね。

 しかし、日本の大学で教鞭をとる中国人がどうして失踪して本国から尋問を受けるような事態となったのか考えると答えは出ます。

 オーストラリアと日本で、上記の状況は共通点が多いですね。


 「シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、オーストラリアの企業や政府も、電子情報技術に優れた中国の諜報活動にさらされていると警告」しています。

 『国内に浸透する「中国人スパイ」に対処できる「防諜能力強化が求められている」と警鐘を鳴らしてい』ます。

 日本も対岸の火事だと言ってられないでしょうね。



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