昨日は「感謝」や物を大切にしない大学生と、親が子供に苦労をさせないことを書きました。
そのような教育がないと。
我慢は学べない
その他中国が家庭や学校で教えないことに「我慢」があります。
受験を乗り越えた学生なら「我慢」があるんじゃないかと思ってしまいますが、中国での小中高の勉強は、自主性が一切なく、教師が全てを管理して勉強させます。
特に大学受験はそうです。
高校生はむしろ何も考えずに教師の言うとおりに毎日の課題をこなしていくだけです。
トイレも我慢できない
ここに一つの報道があります。
「地下鉄「10大悪習」ランク…1位「子供がどこでも大小便」=四川 」
日本では考えられないことですが、地下鉄の車内でも子供が大小便をします。
私も目撃したことがあります。
以前は大人が大便をしていたということで問題になったこともあります。
今は地下鉄の駅にもトイレは基本的に設置されています。
例え車内であっても、普通は我慢をさせるでしょう。
日本の地下鉄で「頻繁に」大小便を見かけるでしょうか。
当然親が我慢をさせるわけですが、中国ではそれがないと言うことです。
それはただ単にトイレだけの問題ではなく、生活全てにおいて「我慢」というのが無いことを意味します。
普段からことある毎に「我慢」の習慣があれば地下鉄でも我慢できるわけです。
しかし、普段から我慢する習慣がないからこそ、地下鉄の車内で大小便をさせられるわけです。
仕方のない状況でしか我慢できない
もちろん、「自然な我慢」というのは存在します。
つまり「どうしようもない状況」の時です。
例えば料理中にお腹空いたと言っても食べることは出来ません。
また、お金がないのに物が欲しいと言っても出ては来ません。
ただしそれは中国人にとって「没法子(仕方がない)」の状況であって、我慢ではありません。
言ったことが通る状況であれば、なかなか我慢をさせられないというのが中国人の教育です。
自分の意志で我慢ができない
このような教育下に育った中国人にとって、我慢が出来るかどうかは、気持ちの問題ではなくて、「仕方がない状況かどうか」が境界線になります。
例えば、銀行でお金を引き出したいとします。
停電でATMが動かない状況なら「仕方がない状況」なので、彼らは1時間でも2時間でも待ちます。
いや、待つしかないのです。
しかし、ATMは動いているが、人がたくさん並んでいて、しかも全然列が進まないという状況下では、彼らは待てないのです。
自分は時間がない、早くお金をおろしたい、しかもATMは動いているという状況では、彼らは「我慢」ができないのです。
ですから、中国では並んでいても列に割り込んだり、順番を抜かしたりという状況を頻繁に目撃されたかたや、そういう話を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
政府の広報あたりが「みなさんちゃんと並んで順番を待ちましょう」と言ったって、効果がありません。
なにせ「我慢」を知らないのですから。
欲しい物も我慢できない
また、物を盗むということについても同じです。
もちろん、物を盗むのは違法行為ですから、順番を守ることに比べてハードルが高いのは事実です。
しかし、携帯電話を食堂や教室で置きっぱなしにしよう物ならわずか数十分で無くなってしまいます。
その携帯が欲しくなくても、持っていって中古屋へ売って換金してしますのです。
「お金が欲しい」という欲求を我慢できないのです。
学生の寮の中でも頻繁に盗難が起きます。
外部のこともありますが、ルームメートがお金を取るという話も聞いています。
国も同じ
政府のトップであっても同じ教育を受けています。
こうした我慢のできない人が政治のトップにいるわけですから、領土拡張に野心を持っているのもうなずけることでしょう。
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