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2008年12月26日、X JAPANがうなりを上げた。

この日発表されたのは待望の日本ツアー。

2009年春、6発のドーム公演の決定である。

東京ドーム4日間と、東京以外のドーム2日間が予定されており、全30万人を動員することになる。ちなみに東京ドームでの4日目の公演は東京ドーム通算20回目の公演となる。

12月26日の夜、都内で行なわれたのはYOSHIKI JEWELRY Secret Partyだった。

このパーティは、2008年10月1日に発売を開始した「YOSHIKI JEWELRY」にまつわるもので、一部百貨店で購入したYOSHIKI JEWELRYファンが招待され行なわれたもの。

幸運にもイベントに招待された約100名の招待者には、YOSHIKI本人が登場するというサプライズに加え、TOSHIも応援に駆けつけるという会場を大きく湧かせるイベントとなり、その場でYOSHIKIのピアノにTOSHIが「FOREVER LOVE」を熱唱するという、YOSHIKI JEWELRYファンにとっては一生忘れられない夜となった。

そんな幻のパフォーマンスの上で、6発のドーム公演が発表されたのである。

12月31日に行なわれる

赤坂BLITZでのカウントダウン公演＜X JAPAN COUNT DOWN GIG 2008 ～初心に帰って～＞

の追加公演として、用意されたのがドーム6発。

1500人キャパの追加公演が30万人だなんて、なんとも愉快な発表じゃないか。

東京以外のドームがどの会場のことを指すのかは、現状発表にいたっていない。

赤坂BLITZでのカウントダウンは、1500人というキャパシティに当然ながら応募が殺到、会場に来れないファンのために映画館やインターネットでの生中継を用意したものの、映画館でのチケット1万席も瞬間即完した。そのため、映画館のチケットは急遽1万席が追加されたもののそれも即完し、実はさらに1万席を追加、合計3万枚のチケットを発売した。しかしながらもオークションで超高額でチケットが取引される事態になっており、オーディエンスのリクエストに追いつけていない現状だ。

そんな背景もあり、当初の予定では、このカウントダウンライヴで追加公演としてのドーム公演の発表が行なわれる予定だったものの、一刻も早いドーム公演のアナウンスをメンバーが求めたという。オークションでの高額取引にメンバー自身が心をいたく痛めたようだ。

また、海外公演に関しては、香港、韓国公演のチケットが既に発売されているが、1月17日のASIA WORLD EXPOでの香港公演は、予定枚数の1万枚は即日に完売されてしまったため、香港の現地コンサート主催者には、「一番高いチケットと同じ1290香港ドル（約1万5000円）を払うから立ち見でいいから見させてほしい」など、泣きながらの問い合わせや、強い抗議が殺到しているという。

そういった香港ファンの期待に応えるべく、こちらも追加公演が決定した。

また、国際情勢の悪化で延期を発表したタイ公演も現地主催者に問い合わせが多く舞い込み、このままでは、Xファンによって新たな暴動を呼び起こしかねないと、急ピッチで日程の再調整が進められている状況だ。度々延期になってしまっているパリ公演も、近々日程を発表されることだろう。

うほｗ