愛媛県今治市の農林振興課が発行している「瀬戸内の島と里で農業」という農業を始めてみたいという人向けの冊子に、僕たち夫婦が岡村島で取り組んでいるカフェと農業が紹介されています
僕たちの進めている農業は6次産業化を前提としたミニマムな農業
地域おこし協力隊として今治市の関前諸島岡村島に移住して約5年が経ちます
協力隊任期終了後の定住のために「まるせきカフェ」を立ち上げました
関前諸島の地域は面積が狭く広い畑を確保することが難しい地域ですが、特例として1反(約300坪)から農家として認定を受けることが出来ます
このような小さな畑で通常の農業を行い生活の糧になるようなお金を産み出すことは困難
そこで考えたのがカフェと農業の両立
お店で提供しているメニューや土産品の材料を生産するのであれば、小さな土地でも充分
カフェと農業の両立はバランスが難しく、広い土地を管理することは無理があるため、このような形が僕たちの理想のものとなりました
現在は島の特産である柑橘を少量多品種育てていて、それに加えカフェで活用する野菜、ハーブ、果物なども育てています
農業に興味があるけれどハードルが高いから躊躇してしまうという方も多いと思いますが、このような取組があるということを知っていただき、少しでも多くの人に農業にチャレンジしていただけたら嬉しいです
僕たち以外にもたくさんの農家さんの取組が紹介されていますので、興味がある方は是非今治市農林振興課に問い合わせてみてください
この冊子は、今週末の土日に東京池袋サンシャインシティで開催されるアイランダー2016の今治市関前諸島ブースでも配布しています
うちの妻も会場に行きますので、是非島での農業について生の声を聞いてみてください
お待ちしております
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きないやせきぜん
まるせきカフェ