新参者 | Flog

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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

私が今住んでいるのは安アパートの一階である。ポーチがある。狭い道を挟 んで向かい側は以前は鬱蒼とした茂みだった。『以前は』と云うのは、この1-2年で、再開発とでも云うのか、草木が全部薙ぎ倒され、地面が採掘され、恐ら く、そのうち新しくアパートかタウンハウスでも建つのだろう。

最初は、たまたまアパートの周りに居た迷い子猫("まいごねこ"ではない。"まよいこねこ")が、labから帰って来た私の後に追いて勝手にうちに入って 来たのが切っ掛けである。エサがないから試しに御飯に鰹節をかけてあげてみた。アメリカの猫なのにペロリと平らげた。外に追い出し、次の日出掛けようとす ると、外で待っている。仕方がないので、その日は帰りに猫のエサを買って帰って来た。案の定、子猫は待っており、部屋に入れて、エサを食べさせ、外へ追い 出す、と云うことを2-3日繰り返すうちに、本来の飼い主か、或いは、全くの他人にか、いずれにせよ誰かに連れ去られたのであろう、トンと姿を見せなく なった。困った。エサが大量に余っている。試しにポーチへ置いてみた。すると、翌朝には綺麗サッパリ無くなっている。また、置く。翌朝には
い。

誰が食べているのか、気になり、観察を始めた。犯人は色々だった。鳥だったり、散歩中の犬だったり。でも、彼等はminority。当時のmajorityは、野良猫とオポッサム であった。オポッサムは最初に見た時には驚いた。なんか巨大なネズミのようなけったいな生き物。もちろん最初は何者か判らなかったが、一見して原始的 な 感じがした。勘を働かせて調べて見ると、ビンゴ!、オポッサムであった。体の大きさや特徴(尻尾が曲がっていたりとか)
から察するに、複数のオポッサムがウロチョロ していたのだが、周りの工事に伴って住処を追われたのだらふ。この2-3年姿を見ることはない。オポッサムと云えば、つい2週間弱前に全ゲノム解読の ニュースが全世界を駆け巡ったところである。

もう一方の野良猫。常連から通りすがりまで、様々である。常連の一人は、時々、このblogにも登場する"もっと見ったく猫" である
。常連クラスになると、こちらに慣れて、エサを部屋に置いておいても、警戒しつつも、入って来て食べるようになる。"もっと見ったく猫" は、かなり警戒心が強いので、未だに捕獲には至っていないが、常連を続けるうちに、つい油断して、悪い人間(=私)に騙されて、遂に捕獲されてしまったの が、"小綺麗な猫" である。彼女は一年に3-4回も妊娠・出産を繰り返しているようだったので、このままでは過労死(と云うのか?)してしまうと思い、捕獲してSPCA に連れて行った。SPCAでは、迷い犬、猫、野良犬、猫を保護し、飼育している。犬、猫を飼いたいひとがそこを訪れ、気に入ったのがあればadoptする、と云う仕組み。彼女は、そこではCuddlesと云う名を貰ったようだ。以前に絵のモデル にもなって貰った。

罪悪感もあり、折に触れては、彼女を訪問し、様子を見ていたのだが、今日、無事、誰かの元へ嫁入りしたそうだ。幸せに暮らして下さい。以前に登場したBree もSPCAで会った。彼女もどこかへ無事貰われて行った。

で、最近、どうやら、
新参者が、少なくともこの3日程ウロチョロしているようだ。どうもシャムのmixっぽい。生きの良い兄ちゃんっぽい。ココも7月には出てしまうので、彼を常連にしたてるには、ちょっと時間が足りない


の世の中: 生き埋め殺人、小林被告に死刑判決、 城島6号、マリナーズ勝利、米軍再編特措法が成立、自民・公明両党の賛成多数、米民主党、撤退期限つき予算案を断念、イラク戦費法案、慶大医学部長、池田康夫、研究費を二重受給 国が補助金打ち切り。

今日の瞬間最低体脂肪率: 21%