遺伝子 | Flog

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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

って知ってます?

例えて云うならば、生物を形作るのに必要な生物自身が持っている設計図。英語で云えば、gene。

遺伝子が機能するには、専門的な云い方をすれば、遺伝子が『発現』しなければならない。『発現』と云うのは、例えて云えば、設計図に書かれた情報を公開すること。一旦、設計図が公開されれば、後は、下働きがその情報に従って仕事をこなして行く訳だ。

最近、ヒトの雄(平たく云えば男)に関して驚くべき発見がなされた。

O gene、Oya gene、Ro geneの発見である。これらの遺伝子は、正常なヒトの成長(この場合の成長とは、人間の年齢に応じた生物学的変化を云う。最終的には老衰による死に至る)に必要なものではあるが、この発現の調節が狂ってしまうと本来発現しない時に発現したり、必要以上に発現したりして、成長に異常を来すことになる。

O geneは、個人差があるものの、凡そ25歳過ぎから発現する。対して、Oya geneは35歳前後、Ro geneは個人差が激しく早い人では50歳からもう発現し始める。

特徴として、O geneが発現し始めると動作、仕草がオジン臭くなる。Oya geneが発現し始めると、やたらと駄洒落を云う様になり傍若無人に振る舞い始める、つまりオヤジ化する。Ro geneが発現し始めると、例えば、眉毛に長くて太い毛が混じるなど、徐々に老人化して行く。


もちろんウソです。


もう、O geneもOya geneもとっくに発現し始めている私としては、Ro geneの発現時期をなるべく遅くまで引き延ばしたいものです。







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