公式にXcode 4がリリースされたので、プレビュー版との違いを補完。

16ページ
 テンプレートプロジェクト選ぶ画面にあった「Use Core Data for storage」のチェックが次の画面に移動してます。
 でもって「Include Unit Tests」のチェックが追加されてる。
 どっちもチェックは外しておいてOK。

$テン*シー*シー-1

 名前を付ける画面では「Create local git repository for this project」のチェックが追加されてる。
 これはテン*シー*シーでも今後紹介する予定のgitというバージョン管理機能で、指定したタイミングでソースの変更を記憶していってくれるというもんです。つけてもつけてなくてもOK。とりあえずつけとけみたいな。

$テン*シー*シー-2

18、22ページ…
 グループ構成はだいぶ変わってますな。
 といってもファイル名は変更無いので、グループフォルダ開いて、なんとか探し出してください。

$テン*シー*シー-3

 プロジェクト設定画面なんかもそこはかとなく変わってる。
 ターゲット側なんてかなりグラフィカルな表現になってますな。ま、基本いじらないので無視してOK。

$テン*シー*シー-4

27ページ
 これはなかなかビックリですな。
 実行しなくても、編集してる最中にバンバン、注意やエラーが指摘されます。
 新型コンパイラ導入のおかげ?

$テン*シー*シー-5

70ページ
 main.cのグループも変わっちゃてます。

$テン*シー*シー-6

87ページ
 えらい変更されてるのが、このInstrumentsのLeaks利用方法。
 いきなりInstrumentsの機能選択メニューの置かれてる画面が移動してます。
 Profile start.app Releaseてタグがそれ。
 で、選べねーんすよ。
なんでじゃーーーー
と世界の中心で叫んでみたんですが、一度だけProduct>Profileメニュー選んでInstruments起動させたら、それ以後は設定できるようになりました。

$テン*シー*シー-7
プロジェクトから一度もInstrumentsを起動させていないと選べない。なんかバグっぽい…

 なので、一度だけProduct>Profileメニュー選んでInstruments起動させてください。

$テン*シー*シー-8
こんなふうにRunボタンを長押しでも選べます

 この場合、Instrumentsはどの計器使うか聞いてくるのでLeaksを選択。

$テン*シー*シー-9

 この後は、本に書いてる段取りで動かしていけます。

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 「Click for Leaks Now」は「Snapshot Now」に変更されたみたい。

テン*シー*シー-12

 で、一度これやった後はEdit Scheme画面でLeaksを選択できるようになる。

$テン*シー*シー-10

153ページ
 Identityタブの位置が変わっちゃってます。
 あと、いつでもデバッガ画面が表示できるようになってる。

$テン*シー*シー-11

サンプルソースを使う場合について
 基本、この本では、サンプルソースは記述間違いチェックとかテキストのコピペ用に使ってもらい、プロジェクト自体は本を見ながら直に作ってもらうのを希望してまして、その場合は問題ないんですが…
 サンプルソース直に動かしたいって人もいると思うんで、その時の注意点。

 以下のようにmissing Base SDKと出てる場合

テン*シー*シー-13

 右の画面のPROJECTを選んで、Build Settingsタグで表示される画面からBase SDKって項目を探して、こいつを「Latest iOS(iOS ....)」に変更してください。

テン*シー*シー-14

 これやってないと、実機でinstruments使う時にへんな挙動になったりします。
 以上、補完計画でした!