ま~、「iPhoneアプリ開発、その(45) シンクロニシティ?」でも書いたけど、本来

 ごく少数のオプションを備えている場合や、ユーザが頻繁に変更するオプションを備えている場合、「設定(Settings)」アプリケーションにそれらを置くのが妥当なのかを慎重に検討する必要がある

わけで、やっぱフリップ画面でしょう。

テン・シー・シー-fig.1
 こんな感じで、なにか押すと設定画面に切り替えたいわけですわ。

 で、これはどうやてるのかな~とiPhone Dev CenterのFAQを読んでくと、Xcodeのプロジェクトテンプレートが参考になるよってのが書かれてた。

テン・シー・シー-fig.2
新規プロジェクトで最初に選ぶやつね。この中の「Utility Application」てのが画面きりかえ機能を持っていた(アイコンがいかにもっしょ)。

 とりあえずプロジェクト作ってソース見ると、親になるビューにサブビューを追加して、これを外したり差し込んだりで切り替えているらしい。

テン・シー・シー-fig.3

 テンプレートで作られるソースだと、rootビューがあって、そのビューにview 1ビュー、view 2ビューのどちらかを差し込んでる。
 例えば最初にrootにはview 1が差し込まれているんだけど、ここで切り替えボタンを押されるとview 1をrootからview 1をremoveFromSubViewし、view 2をaddSubViewする。

テン・シー・シー-fig.5

 で、同じようにview 2で切り替えボタンを押された場合は、さっきとは逆にrootからview 2をremoveFromSubViewし、view 1をaddSubViewする。
テン・シー・シー-fig.4

 この差し替えのタイミングでビューアニメーションを組み込むことで、iPhoneおなじみのフリップ画面の実現みたいです。

 これでチンパンジーゲームに直接、設定画面を組み込むめどがついたわけですわ。
 というところで、今回はここまで。