この前のプロジェクトで日本語化は終わってるから、あとは作り方ね。
 まずは、Setting.bundleをファインダー上で選択し、右ボタンクリック(ワンボタンマウスならコントロールキー+クリック)で出てくるメニュー(正式にはショートカットメニューもしくはコンテクストメニューと言うのじゃよ)パッケージの内容を表示させる。

テン・シー・シー-Fig.1

 で、表示されたパッケージ内部のen.lprojフォルダを複製してja.lprojフォルダを作成。あとは内部のRoot.stringsの内容を日本語に書き換える。

テン・シー・シー-fig.2

 ここらへん、この前と違ってgenstringsツールは使えないみたいです。そもそもiPhone OSプログラミングガイドにもここらへんの一連の操作はファインダで手動でおこなってねと書いてあるしな。パッケージ内の変更は、特に何もしなくてもXcodeに戻ると勝手に反映されてます。

テン・シー・シー-fig.3

内容はこんな感じ。

"Level" = "レベル";

これで実行すると、ばっちり日本語化されてるわけですわ。

 あとは、ChimpanzeeGameてとこ

テン・シー・シー-Fig.4
こいつとか

テン・シー・シー-Fig.7
こいつ

も日本語にしたいわけだけど、Settings Page Titleっていかにもなタイトルがあるくせに、この文字列いくら変えても変化しねーのよ。

テン・シー・シー-fig.4

 どうも、ここはInfo.plist側で設定するみたいです。

テン・シー・シー-fig.5

 この中の、Bundle display nameを変更すればいいんだけど、こいつも多国籍用文字列ファイルを持てるようになっている。ファイル名は

InfoPList.strings

となります。
 まずLocalizable.stringと同様の方法でInfoPList.stringsファイルを作り、各国語用に変更するのは同じだけど、左側の文字列が

CFBundleDisplayName = "チンパンジー";

という風に、""で囲まない形で書く必要がありました。このCFBundleDisplayNameってのは、iPhone OSプログラミングガイド>アプリケーションの設定>情報プロパティリストの章で説明されていた。

これで、アプリケーション名も変わるし
テン・シー・シー-fig.6

設定の項目名も変わります。
テン・シー・シー-fig.7

ではでは。