先日 の旅行で甲子園にも立ち寄りました。
青春18きっぷでの移動なので正味50分ぐらいの滞在でしたが
予想以上の感動を与えてくれた。
なんといっても野球を愛する者にとっては甲子園は聖地。
外野(無料開放でした)の15番ゲートから入るとき思わず一礼してしまった。
テレビで何度も見た光景が目の前に。
天然芝に映える丸刈りの高校球児のひたむきさが眩しい。
あれがアルプススタンドか!
両校の応援団がまさに向かいあって応援合戦を繰り広げている。
しかもブラスバンドと一体となった応援のレベルも高い!
ここで、KKコンビや松井、福留、松坂、最近ではハンカチとマー君が
投げ合ったんだな。
昔、元木大介率いる上宮とエース山田の東邦が決勝戦を行い、
兄と賭けをしてサヨナラで負けたとき、テレビをみて泣いた。
あれからちょうど20年、いまその現場にいる。
高校野球はわけもなく泣けてくる。
全員がチーム勝利のために献身的にプレーする。
攻守交替で全力疾走する。
エースは9回を投げきる。
内野ゴロで絶対に間に合わないのにヘッドスライディングする。
試合に負けたら泣きながら土を持って帰る。
まさに様式美。
これらお約束のひとつ、ひとつが日本人の琴線に触れるのだろう。
本当に良い体験をした。
今回は「蔦」がなかったので蔦が復活したらまた行こう。