廃墟前・生がまだそこに在る建物③ ~大阪市営住宅・馬淵生活館~ | My eyes

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なんてことない日常にもステキなモノが溢れてる

4月に入ってしまいましたね。

ここ馬淵生活館は、3月中に取り壊される予定となっていましたが、一体どうなんでしょう??

これから紹介する写真を見る限り・・・・(写真は3月下旬に撮影しました)

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明らかな住民による増設建築??


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部屋から部屋に壁を這うこの線。

電線ですかね?

あっちの家からこっちの家から・・・電気をごにょごにょ。元はどこなんでしょう?

今は無き九龍城砦でよく見かけた光景だとか。


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干されたばかりのジーパン

もう取り壊しというのに何故?


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夕方5時を過ぎると、各棟の入り口や階段に電気が点った。



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屋上には数多くのアンテナが。



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住民が自分の部屋の前に勝手に作ったのであろう物置小屋


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そのすぐ横に今破られたばかりのような小学生のノートの切れ端が落ちてた。


住民の姿は誰一人みかけなかった。

でも気配は十分過ぎるほど感じた。

さっきまで此処に誰かがいたであろう痕跡。


「生」がある場所。




wikiより

馬淵生活館は2010年 3月の廃止が決定している。市営住宅が廃止される場合は、通常別の市民住宅への斡旋があるが、馬淵生活館は宿泊施設であり所轄も違うことから、斡旋は行われないこととなっているため、住人の間で今後の住居について不安が広がっており、現在対応が協議されている。




馬淵生活館シリーズは一端これで終りです。


桜の木がピンク色から新緑に変わった頃、また訪れてみようと思います。