マネキンワールドで在るが儘。
ガラクタで居る従属の前で跪く芸術性と導いた奇は罪に於いて退屈凌ぎに成る。
爆発詩に餓えて王座を。
意識は腐る程に空想で泳ぐ。
暗示させる意図に魅力を感じたのは皮肉な悲劇。
色彩テクニックは物真似と純化されたトーンの中で嗤う事。
無数の最期が散らす不定語りを愛した。
貴方所以の植物月が訪れる其の前に。
頸に溜まる視線湖の御機嫌は?
私と云う塊は美学書の上の黒い眼鏡を知っている。
溺れてしまえばいいと綴った外側の温度。
あれは忌忌しい微笑と拒絶の名残。
寧ろ、ユニークであれ。
宛ら、Sの様に。
2017.2.2