Dear Cecilia | 緋ノ響馨

緋ノ響馨

実話綴の緋と演技性の獣,響.

未だ声楽曲に目覚めていなかった高校生の私に

その素晴らしさを教えて下さった先生。

一年半という短い期間の中で

音符を大事に奏でる伴奏法を叩きこまれた気がします。

独特な世界観で皆を惹き付け慕われていました。

ご結婚された後準教授になられて益々ご活躍の事と思います。

季節が巡ると思い出すのです。

私と同じ病を持ち尚舞台に立つ先生の姿を。

今は苦痛よりも美しい思い出の方が勝っています。

2009.10.31