~これまでの経緯など~7 | ★小細胞肺癌の父と家族の物語★

★小細胞肺癌の父と家族の物語★

2013年5月に小細胞肺癌(Ⅲb)と診断され、その後脳転移、そして2014年6月には、骨転移と癌性髄膜炎にもなり、同年8月7日父自身の誕生日が命日となりました。最悪な状況の中でも、最期まで前向きに諦めなかった父と、その家族の日々の出来事などを綴っていきます。

★2014年6月5日・・・今日は頭のMRIとレントゲンと血液検査。体調が一気に悪化した事もあって転移などの疑いもある為、MRIの結果もその日に伝えられる。


脳の腫瘍は少し小さくなっていて、肺の方は小さくなったままで変化なし!!


(゚△゚;)え?私は脳の方が絶対に大きくなって更に圧迫して今回のような事になったんだと思ってた・・・汗

驚きと共に正直嬉しかった。もしかしたら副作用なのかと思ったから。


ただここ数日の全身の痛みが先生も気になるとの事で

『念の為、骨シンチという癌が骨に転移してないかを調べる検査をしましょう』

と言われ次の日に予約を入れてもらった。


今後の抗がん剤や薬などの治療法についてや、どうしても痛みが取れない場合の医療麻薬の事についても詳しく教えてくれた。


同じような症状の患者さんを沢山担当してるであろう担当の先生は、説明の間にも7~8回ぐらい電話がかかってきて忙しそうだったが、色々な質問に丁寧に答えてくれたり時間をかけてしっかり説明してくれたのですごく嬉しかった。



病院から帰ってなぜか『ミートソーススパゲティが食べたい』と言い出した父。


体調悪いのに味が濃いのに大丈夫なのかな?と心配してたら、胃に負担がかかったらしく嘔吐してしまったあせる


足首も激痛で横になっても辛い状態。


この頃ぐらいから尿の量が少なくなってくる。

★2014年6月6日・・・骨シンチの検査日。


造影剤を注射して体全体に行き渡らないと検査が出来ないらしく、3時間後ぐらいに又戻って来て下さいと言われたので、休憩室で飲み物飲んだり時間を潰すも中々時間は過ぎずガーン


父も体調がわるくなったので、処置室のベッドで休ませてもらう。

それから検査。体調も心配してたが、どうやらグッスリ寝てたらしくリラックスしながら出来たらしいにひひ



★2014年6月9日・・・元々前から決まってた入院日。いつもはそんな事は絶対に言わない父が急に


『入院したくない!!体がだるいから家に居たい』

と少しおかしな事を言い出す。


ここ数日の体調は最悪で体の痛みは痛いから激痛になり、平衡感覚もなくいつ倒れてもおかしくない状態。座っていても体が斜めになって座れない状態。


何とか説得をして病院に連れて行く。車椅子でないと立ってるのもやっと。


今回も無事個室。

そして先生や看護師長さん、今回の担当看護師さんも父の事だけでなく、私達家族の事まで気にかけてくれるので本当にありがたいし心強い。


先生から

『明日は髄液の検査もします』

と言われどのような検査なのか説明された。


その後病院から帰るとすぐに電話。病院からだ。


『今後の治療について急ぎでお話したいので明日来れますか?』


その言葉でなんとなく嫌な予感がしてネットで色々と調べまくった。

もしかしたら癌性髄膜炎じゃないかと思い妹にも話した。


治療法も認知度も低く、なる確率もかなり低いという癌性髄膜炎


これだけにはなってませんように・・・ただひたすら祈るしかなかった・・・。


~8へ続く~



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