5月26日ミズーリ州はカンザス・シティーのスプリント・センター公演を皮切りに,10月28日カナダはブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーのロジャーズ・アリーナ公演まで行われる,ロジャー・ウォーターズの 『 Us + Them Tour 』.

 そして,北米ツアーに先立ち,5月21日ニュージャージー州イースト・ラザフォードのメドウランズ・アリーナで行われたドレス・リハーサルの音源と映像がネットにアップされた事は,先日のブログ (: 『 Us + Them Tour [Dress Rehearsal] 』)で記載しました.

 その音源を収録し,映像もボーナス・アイテムとして付属している商品 『 Us + Them:Dress Rehearsals 2017 (Sigma 182) 』 が,Sigmaレーベルからリリースされました.Sigmaレーベルからリリースされると言うのは,自信の表れでしょう.

 この日は,関係者を対象にしたドレス・リハーサルだけに,オーディエンス・ノイズも殆ど無く,高音質ゆえ,非常に聴きやすく,通しで聴きいってしまいます.

 また編集された映像は,Youtube上から速攻で削除された関係もあり,その映像を観るだけでも購入する価値はあるかも知れません.

 それにしても,流石,大規模ツアーを開始したロジャー・ウォーターズの商品.
 ロジャー・ウォーターズの音源は,普段は,ここまで早いスピードでは売れないと思うのですが....(笑)
 「 6/9 ★ロジャー・ウォーターズ「US + THEM : DRESS REHEARSALS 2017」のナンバー入りシール・ステッカー付きは完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.81~100)を用意させて頂きました。ナンバー入りステッカー付に限り、ボーナス・タイトル「US + THEM : DRESS REHEARSALS 2017 COMPLETE」をお付け致します。

 メーカー情報では
 『 " Is This The Life We Really Want ? "
 - これは本当に我々が望んだ生き方なのか? -

 警告を含むそんな疑問符を携え、遂に動き出した我らがロジャー・ウォーターズ。
 傑作『AMUSED TO DEATH』以来、約25年振りのソロアルバム『Is This The Life We Really Want ?』の日本リリース週となっている今週は、その最新作に伴う“US+THEM”ツアーに先駆けて関係者やラジオ番組で当選したファンを招いて行われた5月21日のドレス・リハーサルが、ノーカット完全収録の特級音質で緊急リリースされます!!

 御存知の方が殆んどとは思いますが、このリハーサルの様子はまず映像が注目されました。
 公式HP上では当日の映像が断片的に速報公開されたり、ネット上でも終演直後から投稿映像がアップされ、先週は当店からもギフト盤DVDR『ROGER WATERS - US + THEM TOUR: DRESS REHEARSALS 2017(無料DVDR)』が緊急登場して好評を得たばかりです (※ 更に今週はその完全版映像が本作のボーナス特典で付属します!)。
 ロジャーの場合はそのステージセットも注目されるだけに映像が先行するのは致し方ないところですが、しかしここにきてこの特別なリハーサルをノーカット完全収録したフルスケールの良質な投稿音源が遂にネット公開されたのです。それを元にしたものがこのSigma最新作という訳ですが、注目は公開された音よりも圧倒的に輝きを増したサウンド・クオリティが実現している点です!

 前述の通りこのリハーサルは関係者しか入れない特別なものでしたからアップデートされた数も決して多くはなく、そのクオリティも玉石混交でした。
 その中で一つだけ原石素材としての鋭い輝きを宿したものが本作の原録音だったのですが、これに注目してサウンドを磨き上げたのが当Sigmaレーベルと強力なシナジーを結んでいる海外の高名なフロイド音源研究家です。音響エンジニアリングにも長けている彼はSigmaスタッフと協力してこの原石録音に取り組み、ややブースト気味で聴き辛さの要因となっていた低音を削り、原音に影響が出ない範囲でホール鳴りを抑えるイコライズと音圧調整の試みを重ねたところ、稀に見る特級サウンドで甦ったのです。それはもう殆んど公式級と言っても差し支えないレベルで、既にこの公開音源をネットで聴かれたという目ざとい方でも驚愕する仕上がりになっているのです!!
 これは今後、エンジニアが最新機材と最新ソフトで丁寧に音を精査するとサウンドの輪郭と鋭さがこれだけ向上するという好例になるかもしれません。

 音質と音像が向上したという事は、すなわち響きの質と輝きが増したという事。フロイド関連の音源を聴くうえでこれは絶対に外せないファクターです。例えば「Speak to Me」の冒頭から凄まじいスペクタクル・サウンドが展開しますが、その響きに備わったダイナミックレンジの幅広さと透明度は既にネット公開音源を超えている事に誰もが気付かれる筈です。
 「The Great Gig in the Sky」では2声の女性コーラスによる高音進行が全方位に伸びてゆく姿が原録音より鮮やかに出ていて、その各声部の輪郭とハーモニーも更にハッキリ聴ける点もトピックでしょう。この中音域の厚みと高音の伸びが更に実感出来るのが「Welcome to the Machine」です。楽器の響きひとつひとつの音響変化が手に取るように分かり、音の近さも文句無く、過剰なまでにデジタル化が進んだ2017年にロジャーがこの曲を通して何を伝え・訴えたいかが改めて掴めるサウンドとなっています。
 新曲「When We Were Young」ではアコースティックな響きとロジャーの歌声が透明感一杯に漂い、演奏が本質的に持っている音の波動がダイナミックに放たれてゆく姿を視ると思います。
 また「Picture That」では演奏の運動性を通して曲の中にある軸が見えてくる興奮に身を包まれる筈で、スピードに緩急あるこうした曲も音割れせず、音像が全くブレない点も本作の質の高さを如実に感じ取って戴けると思います。
 「Wish You Were Here」もアコースティック・ギターの綴れ織りが細部まで見通せ、弾き手によって異なる音色の強弱に類稀な音の描写性能をお感じになるでしょう。
 「The Happiest Days of Our Lives」と「Another Brick...Part 2 / 3」ではロジャーならではの皮肉めいた歌い方や子供のコーラスが拡散力に充ちた音で出てきますので注目です。特にここは中~低音域で響くアンサンブルの躍動が密度感満点に出ているのですが、その各音色の響きの鮮やかさが一切潰れず・歪まずに音像を結実しているのは驚異です。

 「Dogs」は冒頭のギターが異常なほどの解像度で飛び出しますが、やや曇っていた公開原音をリマスターする事で取り戻したこの音の鋭さと切れ味、響きの拡散力はちょっと尋常ではありません。またこの曲の要とも言える印象的なツイン・ギターの響きも精緻な音で甦っており、その精度はピッキング・ニュアンスの違いまで判るほどです。
 そして「Pigs (Three Different Ones)」でのタフにして色鮮やかなサウンドときたら言葉を失うのではないでしょうか。ミドルテンポの中に潜む音楽的な狂気とパワーが色濃く滲む様子を、この高精度のマッシヴな音で是非御愉しみ下さい。
 そして今回のツアー・タイトルともなっている「Us and Them」ではオルガンとピアノの音が序盤から香り立つ様な美音で飛び出し、濃密にして解像力に優れた音の厚みに仰天確実の筈です。女性コーラスが力強い声量で曲に彩りを与えてゆく様子、そして手数の多い効果的なドラミングがますます写実的な音の筆致を見せていて、もはや公開音源とは比較にならない高レベルの音像が御愉しみ戴けるでしょう。
 再び新曲の「Smell the Roses」ではそのダーティな曲想が眩く飛び出し、この録音が持つ中~低音域の高い力量と響きの奥行き感に再び酔い痴れると思います。
 「Brain Damage」では冒頭で聴ける女性コーラス・パートが音域一杯に拡散してゆく様子が絶品で、これにロジャーが加わって3声で旋律線が進行してゆく姿は鳥肌モノの高解像サウンドとなっています。
 「Bring the Boys Back Home」では曲の表現テストを兼ねた様な女性コーラスとの曲進行が印象的ですが、これもまたドレス・リハーサルならではの生々しさがグレードの上がったサウンドによって浮き彫りになっているのを感じますし、「Comfortably Numb」ではそうした良質・高解像な音のエネルギーが直球でこちらにぶつかってくるのを御自分で受け止める嬉しさも備えているのです。

 全てを聴き終えた後に残る、まるで感覚が溶け落ちてゆく様なこの恍惚感をどう表現すれば伝わるでしょうか。今更な話ですが、ドレス・リハーサルというのは本番そのままのセットを組んで本番用の衣装を着けて行うリハーサルです。言うなれば" 最終チェックを兼ねた通し稽古 "であり、その意味でこのドレス・リハーサルは既に始まったUS+THEMツアーの未来が垣間見られる最終レッスンの記録...とも言えるでしょう。だからこそこの未来に向けたレッスンを、まずはそこに描かれた音楽のみと純粋に接する事で、私達は視覚に左右されないままショウ根底にある大事なメッセージを読み取れる筈なのです。
 それはまさに、" Is this the life we really want ? "という素朴な問い掛けに対する、ピンク・フロイドからの応答かもしれません。特別なドレス・リハーサルだからこそ受け取れる、そんな音と響きの宝物を是非本作で御愉しみ下さい!!』

Us + Them:Dress Rehearsals 2017 (Sigma 182)
 
 Live At Meadowlands Arena,East Rutherford,NJ,USA 21st May 2017

 Disc 1
  1. Speak To Me
  2. Breathe
  3. One Of These Days
  4. Time
  5. Breathe (Reprise)
  6. The Great Gig In The Sky
  7. Welcome To The Machine
  8. When We Were Young
  9. Deja Vu
  10. The Last Refugee
  11. Picture That
  12. Wish You Were Here
  13. The Happiest Days Of Our Lives
  14. Another Brick In The Wall (Part 2)
  15. Another Brick in the Wall (Part 3)
  TOTAL TIME (60:31)

 Disc 2
  1. Battersea Rises SFX
  2. Dogs
  3. Pigs (Three Different Ones)
  4. Money
  5. Us And Them
  6. Smell The Roses
  7. Brain Damage
  8. Eclipse
  9. Band Introductions
  10. Vera
  11. Bring The Boys Back Home
  12. Comfortably Numb
  TOTAL TIME (73:48)

 Roger Waters : Bass, Guitar, Vocals
 Dave Kilminster : Guitar
 Jon Carin : Keyboards, Guitar, Vocals
 Drew Erickson : Keyboards
 Jonathan Wilson : Guitar, Vocals
 Ian Ritchie : Saxophone
 Gus Seyffert : Bass, Guitar
 Joey Waronker : Drums
 Jess Wolfe (of Lucius) : Vocals
 Holly Laessig (of Lucius) : Vocals

 One Of These Days
 
 The Great Gig In The Sky
 
 The Last Refugee
 
 Picture That
 
 Brain Damage
 
 Another Brick In The Wall (Part 2)
 
 Another Brick in the Wall (Part 3)
 
 Pigs (Three Different Ones)
 

 本商品には,当日のオーディエンスショット映像で 2時間に渡って,貴重なリハーサルの様子を完全収録した 『 Us + Them:Dress Rehearsals 2017 Complete (Special Bonus DVDR) 』が付属しています.
 前週にギフト・アイテムとして配布された 『 Us + Them Tour:Dress Rehearsals 2017(Gift DVDR) 』 は不完全な内容("Money" の一部,"Us And Them","Smell The Roses" が未収録)でしたが,今回の映像は完全盤で,先週のギフト・アイテムより13分長く収録,しかも今回はマルチカメラ仕様で,且つ音声を高音質テイクに差し替えたものとなっています.

 元々,最初にアップされた映像の方は "Money" の一部,"Us And Them","Smell The Roses" が未収録でしたが,アップされた時点では,時間的に一番長く収録され全容が判るものだった事もあり,アップと同時に,それがギフト・アイテム化 (:『 Us + Them Tour:Dress Rehearsals 2017(Gift DVDR) 』)され,希望者に配布されました.

 並行して,各曲単位の短い収録時間でしたが,色々な方が Youtube上に映像をアップ,その後,ギフト・アイテムに使用された映像がアップ者により削除され,同時に不足部分を中心に他映像で補填,音も最良のオーディエンス音源をシンクロさせたものを Youtube上にアップ.
 それが,本商品にボーナスとして付属している映像なのですが,この映像も,短期間で削除となってしまいました.

 メーカー情報では
 『US+THEMツアー開始に先駆けて開催された特別なドレス・リハーサルを、特上のサウンドでコンプリート収録したSigma最新作『DRESS REHEARSALS 2017 (Sigma 182)』。
 今週はそのリリースに相応しい同日の映像もボーナスで御用意致しました。音だけでは掴みにくい視覚的な情報を確認するにはまさにうってつけのタイトルです!

 このリハーサル映像は先週、当店からその第一報映像としてギフト盤『DRESS REHEARSALS 2017 (無料DVDR)』が登場し、好評を博しました。ただ残念ながら先週のリリース時点では全ての曲の映像が出揃っておらず、「Money」の後半と、それに続く「Us and Them」「Smell the Roses」の2曲が未収録でした。
 しかしリリース直後にこの失われていた3曲分が同じアップローダーから完全版としてネットに登場したのです。全曲収録になった事でトータルタイムが13分40秒も伸びただけでなく、音声も別マスターからシンクロしてよりグレードの高いものに差し替えており、非常にアッパー感の高いバージョンになっての再登場でした。
 しかし残念な事に何らかの理由によって瞬く間に削除されてしまい、現在は早くも観る事が出来なくなっています。これを削除前に取り込んで完全版に仕上げたものが本ボーナス盤となっており、この日演奏された全曲を観る事が出来る最良にして唯一の映像タイトルとなっているのです!!

 しかもこの映像、単に画質と音声が優れているだけではありません。先週のギフト盤を御覧になった方は御存知と思いますが、この映像は複数の(※ 収録映像を再確認したところ、少なく見積もっても7~8台の)デジカメか携帯で録ったものを巧みに繋いだマルチアングル・ショットで構成されており、カメラ1台で録った単調なものとは見応えが全く違うのです。
 例えばカメラ1はステージ向かって左側5列目付近のシューティングでステージ全景が程好い距離感で伺え、「Speak to Me」で塵(?)が寄り集まって月の裏側になる様子も鳥肌モノの映像美でモノにしています。
 音質の良さも抜群で、「One of These Days」ではツイン・ベースが極太の鮮明音で飛び出す一方、その周りで出ている細かい音もベースに潰されずバッチリ拾っている程の精度を誇るのです。
 「Time」からはカメラ2の映像。視点が変わり、こちらはステージ向かって右側の3列目ほど、つまりカメラ1の位置と左右反転させた様な場所からの収録です。撮影位置がカメラ1より近いので、ズーム無しでもロジャーその他メンバーの表情が鮮明に分かるのが特徴でしょう。
 「The Great Gig in the Sky」ではカメラ3に変わり、後方席からの視点にチェンジ。カメラ1と2とは比べ物にならない遠景ショットですが、ただこの曲はバック・スクリーンに女性ボーカル2人(※ ジェスとホーリー)が大画面一杯で映り続けるためこのくらい引いた画面の方が見易く、むしろカメラ1や2よりも多くの視覚情報が掴み取れる事に気付かされるのです。
 「Welcome to the Machine」ではカメラ4が登場。これはズームを多用した中央10列目付近からのもので、超至近距離でロジャーやその付近の様子が映ります。曲をよく知る人物でなければ出来ないカメラワークも良い見応えを残し、発色が異常なほど良いのも特徴になっています。
 「Deja Vu」ではカメラ1が再登場。同曲のプロモーション・ビデオが背後に流れるなか、中音域にあるロジャーの歌声が雑音ゼロのウルトラ・クリアな音像で現れ、そのドキュメンタリー感溢れる現場映像・音像に暫し息を呑むに違いありません。

 バック・スクリーンにバタシー発電所が聳え立つところから始まる「Dogs」はその壮大なスペクタクルをカメラ1がパーフェクトに捉えています。曲の途中で女性コーラス2人がタムを叩く様子が2箇所で確認出来るのも要チェックですし、いつの間にか天井から垂れ幕スクリーンが降りてステージ横にも映像が流れてゆく様子など、刻々と変化するステージングがギミックとして理解出来るのも嬉しいところです。この曲の中盤ではロジャー、女性コーラス2人、サイド・ギタリスト達( 恐らくグァスとジョナサン )が狐( コヨーテ? )のお面を着けて食卓を囲むシーンがあり、これなどは音だけでは絶対に分からない情報=本編CDには無いアドヴァンテージと言えるでしょう。
 そして先週のギフト盤では途中でブツ切れていた「Money」は再びカメラ2(※ 或いはその近くの別のカメラかもしれません)が活躍。ここで興味深いのはステージと観客スペースの間に設けられているピット・スペース(※ 写真や映像撮影の為にカメラマンや関係者が行き来するあの通路・空間です)でプロの映像スタッフがビデオ・シューティングしている姿が確認出来る事です。恐らく公式サイトに出ていた断片映像はこれで録っていたものと思われますが、その公式撮影の様子もハッキリ確認出来るのです。
 「Us and Them」は定点カメラで写した新しいカメラ5が登場。会場の中央頭上から会場を2分する様に巨大な垂れ幕スクリーンが落ちているのが確認出来、場内では右と左で映像による" 壁 "が出来ていた事が分かるのです。定点カメラだけに大変安定した映像なのも特徴で、会場中央に設置されたコンソール・スペースが視認出来るのも要チェックです。

 そしてこれも先週のギフト盤では未収録だった「Smell the Roses」では、更に別のカメラが登場。マイク1本で歌うロジャーをカメラ6(※ ステージ向かって右側の階上席)がバッチリ捉えており、ここにきてまた新しい視点でステージが鑑賞出来るのです。
 カメラ1に戻った「Eclipse」では曲の途中からカメラが真上に向き、会場頭上のレーザー光線によるライティングの様子を暫く追い続けるシーンが出てくるのですが、これは今回のUS+THEMステージのライティングを立体的に確認・検証出来る資料的価値の高い映像となっています。
 「Vera」では本編CDでも音で確認出来た様にロジャーが女性コーラス2人を( 恐らく突然 )傍に呼び、彼女達と自分との3声による音楽的なフォーメーションを試す様子が映像確認出来ます。
 これは次の「Bring the Boys Back Home」も同様で、突然のロジャーのオーダーにもかかわらず完璧に自分達の役割を果たすジェスとホーリーの、シンガー兼パフォーマーとしての能力値の高さが伺える非常に興味深いシーンとなっています。
 そして「Comfortably Numb」では更に別のカメラ7が登場し、ズームを多用した高品質な映像が新しい視点で曲の流れを追います。ギターソロに入ってからはカメラ1に戻り、デイヴ( ・キルミスター )の雄姿をプロスタッフが撮影している様子が写るのですが、なんとそのプロ機材カメラがあるピット・スペースを向こうからロジャーが歩いてきて最前列のファンと握手し、通り過ぎたステージの端から演奏全体の様子をじっと眺めチェックしている姿も超至近距離で捉えているのです。

 ここまで完成度の高いショウとなっていながらも、幾つかのシーンで垣間見えてくる今後の音楽的発展性の予感....。その何もかもが生々しい高精度の実況映像で視覚と耳元に飛び込んでくる喜びは正直言葉になりません。既に5月26日からUS+THEMツアーは始まっていますが、その基点となるステージをこの映像で追う事で気付かされる発見はかなり多い筈です。本編プレス盤2CDを補完する上で最良のボーナス映像となっていますので、是非併せて御愉しみ下さい!!』

Us + Them:Dress Rehearsals 2017 Complete (Special Bonus DVDR)
 
 Live At Meadowlands Arena,East Rutherford,NJ,USA 21st May 2017
 (Synched with Best Quality Audience Masters)
 MULTI-CAM *UPGRADE!!!!
 Colour NTSC Approx. 124min.
 

  1. Speak To Me
  2. Breathe
  3. One Of These Days
  4. Time
  5. Breathe (Reprise)
  6. The Great Gig In The Sky
  7. Welcome To The Machine
  8. When We Were Young
  9. Deja Vu
  10. The Last Refugee
  11. Picture That
  12. Wish You Were Here
  13. The Happiest Days Of Our Lives
  14. Another Brick In The Wall (Part 2)
  15. Another Brick In The Wall (Part 3)
  16. Battersea Intro.
  17. Dogs
  18. Pigs (Three Different Ones)
  19. Money
  20. Us And Them
  21. Smell The Roses
  22. Brain Damage
  23. Eclipse
  24. Vera
  25. Bring The Boys Back Home
  26. Comfortably Numb
  TOTAL TIME (123:40)

 収録されている映像の一部
 

[参考]
Us + Them Tour:Dress Rehearsales
 May
  21 Meadowlands Arena,East Rutherford,NJ,USA

Us + Them Tour Dates
 May
  26 Sprint Center,Kansas City,MO,USA
  28 KFC Yum! Center,Louisville,KY,USA
  30 Scottrade Center,St. Louis,MO,USA

 June
  01 BOK Center,Tulsa,OK,USA
  03 Pepsi Center,Denver,CO,USA
  04 Pepsi Center,Denver,CO,USA
  07 SAP Center at San Jose,San Jose,CA,USA  
  10 Oracle Arena,Oakland,CA,USA
  12 Golden 1 Center,Sacramento,CA,USA
  14 Gila River Arena,Phoenix,AZ,USA
  16 T-Mobile Arena,Las Vegas,NV,USA
  20 STAPLES Center,Los Angeles,CA,USA
  21 STAPLES Center,Los Angeles,CA,USA
  24 Tacoma Dome,Seattle,WA,USA
  27 Staples Center,Los Angeles,CA,USA

 July
  01 AT&T Center,San Antonio,TX,USA
  03 American Airlines Center,Dallas,TX,USA
  06 Toyota Center,Houston,TX,USA
  08 Smoothie King Center,New Orleans,LA,USA
  11 Amalie Arena,Tampa,FL,USA
  13 AmericanAirlines Arena,Miami,FL,USA
  16 Infinite Energy Arena,Atlanta,GA,USA
  18 Greensboro Coliseum,Greensboro,NC,USA
  20 Nationwide Arena,Columbus,OH,USA
  22 United Center,Chicago,IL,USA
  23 United Center,Chicago,IL,USA
  26 Xcel Energy Center,St. Paul,MN,USA
  29 Bradley Center,Milwaukee,WI,USA

 August
  02 The Palace of Auburn Hills,Detroit,MI,USA
  04 Verizon Center,Washington,DC,USA
  08 Wells Fargo Center,Philadelphia,PA,USA
  09 Wells Fargo Center,Philadelphia,PA,USA
  13 Bridgestone Arena,Nashville,TN,USA

 September
  07 Prudential Center,Newark,NJ,USA
  11 Barclays Center,Brooklyn,NY,USA
  12 Barclays Center,Brooklyn,NY,USA
  15 Nassau Coliseum,Uniondale,NY,USA
  19 PPG Paints Arena,Pittsburgh,PA,USA
  21 Quicken Loans Arena,Cleveland,OH,USA
  23 Times Union Center,Albany,NY,USA
  24 XL Center,Hartford,CT,USA
  27 TD Garden,Boston,MA,USA
  28 TD Garden,Boston,MA,USA

 October
  02 Air Canada Centre,Toronto,ON,CANADA
  03 Air Canada Centre,Toronto,ON,CANADA
  06 Videotron Centre,Quebec City,QC,CANADA
  10 Canadian Tire Centre,Ottawa,ON,CANADA
  16 Bell Centre,Montreal,QC,CANADA
  22 MTS Centre,Winnipeg,MB,CANADA
  24 Rogers Place,Edmonton,AB,CANADA
  28 Rogers Arena,Vancouver,BC,CANADA

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