ピンク・フロイドの20年振りとなる新作アルバムとなる『The Endless River (永遠:TOWA)』が,先月発売されたばかりですが,何と『The Divisoion Bell (対)』と『The Endless River (永遠)』のアウトテイクを収録した『The Divisoion Bell / The Endless River Outtakes (Oenone-002)』が,Oenoneレーベルからリリースされました.当然,音は良いので,初心者でも安心して聴く事ができます.

 ピンク・フロイドと言えば,当然,西新宿 ダイカンプラザ 9F某店 です.

 内容はメーカー情報に詳しく記載されているので,詳細は避けますが,本商品の特典(後述)も非常に魅力的です.

 メーカー情報では
 『ピンク・フロイドとして20年振りの、そして事実上ラストアルバムとなった『THE ENDLESS RIVER / 永遠』。発売前の予約段階でゴールドディスクを確定させた事も大きな話題となりましたし、響きを重視した濃密なインストゥルメンタルの洪水に11月は感無量の思いで浸っていた方もきっと多かったのではないでしょうか。しかしその感動はまだ終わっていません。今週末は93年のスタジオジャムセッション音源を中心に前作『THE DIVISION BELL / 対』と『THE ENDLESS RIVER』の元となったアウトテイクを70分以上収録した驚愕のタイトルが、フロイドのレア音源専門Oenoneレーベル第2弾タイトルとして登場致します!!

 『THE ENDLESS RIVER』はもともと『THE DIVISION BELL』に収録予定だった20時間分のセッションを基に構成されている事は御承知と思いますが、今回本作に収録されたマテリアルの数々もその一部です。このうちレーベル第1弾タイトル『RARITIES (Oenone-001A/B)』に含まれていたものが数曲存在し、トラック(1),(3),(4),(5),(7)の5つがそれに当たるのですが、そのうちトラック3以外の4つは今回ノイズリダクション前のアップグレード音源を使用した事でサウンドのクオリティが格段に上がっています。更には約12%も速かった原曲のピッチを『THE ENDLESS RIVER』収録のピッチに準拠させる事で、正確なテンポで曲をお愉しみ戴けるようになっています。トラック3は『RARITIES』ではイコライズ処理のかかっていた状態でしたが、こちらもその処理がされる前の音源を使用し若干音の篭っていた左chの修正のみ行っていますのでよりナチュラルな音質をお愉しみいただけます。また『THE ENDLESS RIVER』がリリースされたことによって『RARITIES』では「Untitled」としていた殆どの曲名が判明しましたので、該当曲に関しても正しい曲名で表記しました。その一新された5曲の仕上がりにも御注目戴きたいですし、その他のトラックには今回初出となる興味深いトラックが並んでおり、話題のバンド最終作をより深く読み解ける内容となっています!!

 まずトラック(1)~(3)はその最終作『THE ENDLESS RIVER / 永遠』に収録された「Allons-Y」のアウトテイクです。短い原型フレーズと思われる(1)からじっと聴いていると、徐々に曲の表情が豊かになってゆくのが分かります。特にトラック(3)で聴けるものは『THE ENDLESS RIVER』に使われたテイクの93年オリジナル・バージョンとなっており、全く別物とも言える様な抑揚感と奥の深いドラマ性がサウンドに加わっている事が伺えます。
 トラック(4)は『THE ENDLESS RIVER』にも含まれなかった未発表チューンです。リックが残したベーシックなサウンドイメージにギルモアらしいギター・エフェクトが存分に効いたミドルテンポの佳曲となっています。ノイズリダクション前のunprocessedソース使用によって大幅にグレードアップした音像を存分にお愉しみ下さい。
 トラック(5)と(6)は「Anisina」のテイク違いが2種類楽しめます。(5)はまだまだ原石の生々しさが残るテイクで、キーボードのメロディラインとドラムのベーシックなアプローチが剥き出しになっている様子が生々しい印象を放っていますが、(6)ではこれにイントロが付き、キーボード・サウンドの変化に伴って音楽的な広がり・空間性が考慮されたバージョンとなっているのが御確認戴けるでしょう。
 トラック(7)と(8)は「TBS14」のアウトテイク2種です。(7)はまだベーシック・トラックの域を出ていませんが、しかしこの時点で既にギターの特徴的なディレイ・マジックが際立っている事がお分り戴けると思います。これが(8)になると一気に曲の完成度が高まっていることが聴いて取れますが、一番の違いは(7)ではフェイドアウトしていた部分から新たに展開部が出現している事でしょう(※2分25秒付近~)。ギター・カッティングの合間に入る旋律を、どこか暗闇から掴んで探るように入れてゆく様子は大きな聴きモノです。
 そしてトラック(9)~(12)は「Evrika」のテイク違い4つがお愉しみ戴けます。デモトラックという事もあるせいか質感的に弾力を感じる音像で、ベーシックに叩かれるリズムの中を情感込めて柔らかく歌うギターと、リックらしい音使いで立ち上がるオルガンの響きが序盤から交錯してゆく様子はこの初期テイクから鳥肌モノです。(10)では(9)の原型音からドラム・サウンドが大幅に変更された発展形が聴けるのですが、僅か45秒程度で演奏が中断し、サウンドの確認をしている会話シーンが含まれた生々しいトラックとなっています。(11)は(10)で中断したところからの続き、或いはリテイクといった感じですが今度は終曲まで通しており、揺れ動く旋律や響きの振動が生々しく伝わってきます。(12)は(9)で聴けたテイクの発展形といった感じで、ギターの後ろで鳴るキーボードの音色がいかにもリックらしい筆致で綴られてゆく様子に注目です。それはまさに原型である(9)への再接近と新たな挑戦が感じられるトラックとなっているのです。
 トラック(13)は現在プレミア化している94年リリースのアナログ盤『THE DIVISION BELL』でのみ聴くことが出来る別編集バージョンです。1分35秒~1分50秒に本来2番目の歌詞が挿入されており、歌詞を一部カットすることでCD版より20秒ほど短くなっているのが特徴です。
 トラック(14),(15),(16)の 3つはレーベル第1弾タイトル『RARITIES』のリリース後に発掘された新音源で、『THE DIVISION BELL』に収録されていたものとは完全な別テイク。元々はこの3曲が組曲となっていたようで、曲の成り立ちに肉迫出来る大変興味深いトラックになっています。
 尚、トラック(16),(17)はタイトル不明の為に「Untitled」とナンバリングしていますが、このトラック(17)は(16)と同じテイクのミックス違いです。1995年に英国で放送されたドキュメンタリー番組「The Colors Of Infinity」でギルモアが書き下ろした曲を提供していたのですが、その中でこの『THE DIVISION BELL』のアウトテイクがひっそりと使われていました。音源自体は既発盤『A TREE FULL OF SECRETS』で登場していますが、途中で番組のインタビューの声が被ってしまうものの今回収録の音源は大幅アップグレードとなっています。
 トラック(18)はフランスのプロモ盤でしか聴くことの出来ない「Take It Back」のロングバージョンです。これを聴くと『THE ENDLESS RIVER』の新曲「Sum」はこの「Take It Back」のエンディング部分で聴こえるファルフィッサオルガンの音源をマッシュアップして作られているのがよく分かるでしょう。
 (19)にはボーナストラックとして94年のツアーより「Money」のリハーサルをサウンドボード音源で収録しました。トレーダー間で極僅かに流通したカセットテープから起こされたもので、カセットには"Oddments"とだけ書かれた日付不明のリハーサル音源です。いかにもリハ音源といった感じの音像ですが女性コーラス隊の声やサックスもしっかり入っており、当時のスタジオ風景を終曲までじっくり愉しませてくれる嬉しいボーナスとなっています。

 これら未発表のテイク違いと接することで得られる醍醐味は、やはり作品本来の姿への接近とその可能性に触れられる事に尽きると思います。レコーディングされたアルバムは記念写真と同じですから澄ました音で記録されますが、しかしそこに至るまでのワーキング・テープを聴く事で得られる驚きはそれぞれの曲に別の視点を与えてくれますし、何故そうした表情でそこに記録されていたのかを追ってゆくことで楽曲やアルバムとの接し方を一層深められる嬉しさもあります。
 ましてやアルバムに含まれなかった曲とも出会えるのですから、その興奮と興味深さは計り知れません。今週末はそれらレコーディング途上で様々な表情を見せていた各曲を、最高の音質でバラエティ豊かに封じ込めた本作で是非御体験下さい。『THE ENDLESS RIVER』で示されたフロイド最後の深い"河"の流れが、どれほど多岐に渡る支流から形作られてきたのかを噛み締められるOenoneレーベル渾身の一作です!!』

The Divisoion Bell / The Endless River Outtakes (Oenone-002)
 
 Unreleased High Quality Outtakes Of "The Division Bell" & "The Endless River"

  1. Allons-Y (Outtake #1)
  2. Allons-Y (Outtake #2)
  3. Allons-Y (Outtake #3)
  4. Untitled #1 (Outtake)
  5. Anisina (Outtake)
  6. Anisina (2014 Alternate Mix)
  7. TBS14 (Outtake #1)
  8. TBS14 (Outtake #2)
  9. Evrika (Outtake #1)
  10. Evrika (Outtake #2)
  11. Evrika (Outtake #3)
  12. Evrika (Outtake #4)
  13. Wearing The Inside Out (1994 LP Version)
  14. Cluster One (Outtake)
  15. Marooned (Outtake)
  16. Untitled #2 (Outtake)
  17. Untitled #3 ("The Colors Of Infinity" Version)
  18. Take It Back (French Promo Single)
    [Bonus Track]
  19. Money (1994 Live Rehearsal)
  TOTAL TIME (77:50)

 Allons-Y (Outtake #3)
 
 Untitled #1 (Outtake)
 
 Untitled #2 (Outtake)
 

 本商品の初回ナンバー入りステッカー付きに限って,2011年10月に英国BBCラジオで放送された『The Record Producders:Pink Floyd Night (Special Bonus 2CDR)』が付属しています.
 これは凄いです.正直これが目的でこの商品を購入したようなものですから.(笑)

 メーカー情報では
 『これはフロイドのデビュー・シングル「Arnold Layne」から75年の「Shine On You Crazy Diamond」までの幾つかの曲を、当時の貴重なセッション録音やマルチトラックで収録された初期テイクをふんだんに用いながら当時のプロデューサーやメンバーに改めて当時の様子を振り返ってもらい、時系列で各曲の成り立ちを追ってゆくという合計90分間の番組です。
 何しろ番組内で流しているものがアルバムの製作過程にあったテイク違いの音やレコーディング風景の音、果てはデモ音源であったりする訳ですからそれを振り返って語るコメントも通常の返答とは根本的に違っているわけで、フロイドのファンなら絶対に聴き逃せないディープなラジオ・プログラムとなっているのです!!

 ディスク1 のトラック(1)は番組のオープニングとなる前フリですが、トラック(2)からはフロイドの初期作品を手掛けたプロデューサー、ジョー・ボイドによる「Arnold Layne」の解説が始まり、そこからはそのレコーディング風景の音がいよいよ登場します。
 この様子は1967年1月29日のもので、オリジナルは4トラック・テープによって録音されている様です。ここではこの曲のオリジナルのバッキングトラックが聴け、何とベースとドラムの1stトラック、即ち一番古いアプローチが出てきます。
 またシドのギタートラックのみが何度かクローズアップされたり、キーボード(オルガン)の3rdトラックも出現したりで、パーツの断片が走馬灯の様に出てくる興味深い4分間となっています。続くパートは、シドとリックによるコーラスパートのクローズアップとなっており、これはハーモニーとメロディラインがどの様にベーシックトラックに加えられていったのかを追ってゆけるシーンとなっています。続いてはこの曲のベースラインとキーボード旋律の対比がクローズアップされのですが、ここに先のトラックで聞けた2人のコーラスパートが重ねられる事で曲がどの様にイメージアップされ、そこからどの様に曲が完成形に向かって行ったかが分かるという構成になっています。
 トラック(2)の「Candy and a Currant Bun」もマルチトラックからの音源が使用されており、シドとリックによるユニゾンのハーモニーが左チャンネルから、そしてバックコーラスが右チャンネルと完全にセパレートして出音し、その音響的なブレンド感をじっくりお愉しみ戴けるでしょう。
 ニック・メイソンとデヴィッド・ギルモアがノーマン・スミスについて語る部分で登場する「太陽賛歌」も初期のテイクで、歌唱の後ろでグロッケンシュピールの様な音色がチャンネルの右から左へ何度か移動しながら不思議な旋律を描いているのが耳を惹きます。
 歌唱もまだ練り込まれていないストレートな印象があり、試行錯誤中でありながらもファイナルテイク以上に神秘的なサウンドドラマが繰り広がってゆきます。
 トラック(6)「Echoes」は8トラックで録音されたセッションテープが使用されており、曲冒頭にあるソナーの様なピアノの音(※ピアノのアウトプットをレズリー・スピーカーに繋いだもの)についてギルモアが語っているシーンから始まります。この時のピアノ単体の音とレズリーに繋いだ時のサウンドの変化、そしてそれを結合させた最終的な響きの様子が2分42秒付近から約1分間に渡って聴くことが出来るのですが、このサウンドメイキングの様子は極めて興味深いシーンと言えるでしょう。しかし更に興味深いのは5分47秒付近からの展開で、ここでは何とバッキング・テープに載せて歌われる、レズリーを通したボーカル・スルーが約10秒間に渡って聴けるのです。暫くすると通常のファイナルテイクにシフトしてゆきますが、このレズリー・ボーカルのシーンは必聴でしょう。
 トラック(9)からはアラン・パーソンズによるフロイドの解説が始まりますが、それに続けて出てくるトラック(10)の「Money」はアコースティック版としてベーシックな演奏をしているオリジナル・デモ音源で、これが約30秒間お聴き戴けます。また4トラック・レコーディングされた冒頭SEのレジスター音のパーツが出てきて、トラック1と3がチャンネルの左側から、そしてトラック2と4が右側から出音してあの音が組み立てられてゆく様子も聴きどころでしょう。同様に、オリジナルのマルチトラックから録られたドラムのスネアのパート、バスドラムのキック音だけを露出させたパートが出てくるのも興味深いところです。続いてはその「Money」のギターパートのみを抽出してサウンドの組み立てを解説しており、5つのトラックでレコーディングされた全てのギター音がお愉しみ戴けます。これにより、この曲でどの様にギターの響きを際立たせているのかがサウンドを追っているだけで自然に分かる様になっているのですが、トラック後半ではこのギターにあのサックスが加わることでサウンドにどの様な音楽的な膨らみが出るのかを読み解いてゆくシーンもあり、最後まで聴き逃せないシーンが目白押しです。
 トラック(11)「Breathe」ではギルモア本人によるギターサウンドの解説があり、ディレイ効果やスライド・ギターによって響きの膨らみを追ってゆく中でギルモア・サウンドの秘密に触れる事が出来るでしょう。途中からはレズリー・スピーカーに繋いだピアノとのハーモニーや対比も楽しめます。続いて聴けるのは「Breathe」コーラスパートの抽出シーンとなっており、声のハーモニーでメロディラインを進行させる事によってベーシックなトラックがどの様な音楽的変化を辿ったのかも理解出来るでしょう。また途中からは「Great Gig in The Sky」の初期テイクが流れ、そこでは1972年にNASAの月面探査ミッションで実際に交わされた通信音声がミックスされたテイクを約1分間に渡ってお聴き戴けます。続いては「Great Gig...」でボーカルを担当した女性シンガー、クレア・トーリーによるレコーディング・プロセスの解説があり、彼女がやった2つのテイクが流され、楽曲の表情付けがどの様に行われたのかが貴重な音源を通して理解出来る構成になっています。

 ディスク2ではニックが当時ロバート・ワイアットとやっていた事についての解説が暫くありますが、トラック(4)からは1974年の"British Winter Tour '74"を経由して「Wish You Were Here」についてのコメントが始まります。ここではステファン・グラッペリによるヴァイオリンが入ったバージョンによる同曲が冒頭から流れるのですが、これについて何故このテイクを使わなかったかを語っているのも注目でしょう。1分22秒付近からは同曲のレコーディング・リハーサルの様子が非常に生々しい音で追ってゆけるシーンがあります。ここではギルモアによる12弦ギターとマイクロフォンを使用したボーカルラインがクローズアップされ、左右チャンネルで生々しく響くギターにギルモアの歌唱がどの様に重ねられていったのかを追ってゆくける聴き応えある場面が登場します。このパートの最後では、そのギルモアの単体歌唱とロジャーの歌唱とのハーモニー、そしてまた単体歌唱へと引き継がれてゆくコンビネーションがボーカルラインだけ取り出した状態でクローズアップ解説される箇所もあり、このダブルトラックでの音像の膨らみと音楽的な広がりが理解出来る興味深いトラックとなっています。
 トラック(5)はニックによる「Shine On You Crazy Diamond」イントロ部分の解説から始まります。各パートのサウンド・エフェクトがそれぞれクローズアップで分解され、どれがどの様に組み合わされてあの印象的な曲の立ち上がりが構築されていったのかを追ってゆける面白いトラックです。次のセクションで聴けるのは同曲の歌唱パートとバック・コーラスとの対比となっており、これはそれぞれの肉声トラック、即ち歌唱とハーモニーだけであのメロディラインの進行を追ってゆくというものです。その完璧なハーモニーは勿論のこと、ここではフロイドのキモとも言うべき"響きの妙"を楽器ではなく、肉声でどの様に作り上げていったのかを読み解ける点で本タイトル最大の聴きどころと言っても良いでしょう。また音声解説ではこのレコーディング中にジョン・レッキー(※当時フロイドのレコーディング・アシスタントをしていた)がシド・バレットと会うことについて話していたという興味深いエピソードにも言及している他、トラック後半で聴けるものもサックスが入っていないテイク違いのバージョンとなっておりますので、こちらも最後まで大いに耳を惹くことでしょう。本編タイトル『THE DIVISION BELL / THE ENDLESS RIVER OUTTAKES』と合わせて聴く事でフロイドの長い歴史を俯瞰できる嬉しいサポート・ディスクとなっておりますので、是非この機会にお愉しみ下さい!』

The Record Producders:Pink Floyd Night (Special Bonus 2CDR)
 
 Broadcast on BBC Radio 6 Music 7th-8th October 2011

 Disc 1
  Programme #1
  1. Introduction
  2. Arnold Layne
  3. Candy And A Currant Bun
  4. Nick Mason & David Gilmour talking about Norman Smith
  5. John Leckie talking about recording Meddle
  6. Echoes
  7. News

  Programme #2
  8. John Leckie Talks
  9. Alan Parson & David Gilmour Talks
  10. Multitracks of Money
  11. Speak To Me / Breathe (Alan Parson & David Gilmour Talks & Multitracks)
  12. Great Gig In The Sky (David Gilmour & Clare Torry Talks, Multitracks)
  TOTAL TIME (59:21)

 Disc 2
  1. Nick Mason talking about cooperation with Robert Wyatt
  2. I Am The Believer (Robert Wyatt)
  3. Wish You Were Here
  4. On An Island (David Gilmour) & Crosby and Nash works
  5. Shine On Crazy Diamond
  TOTAL TIME (30:31)

 Shine On You Crazy Diamond
 
 
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