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 1971年4月16日からの英国ツアーに引き続き,6月4日ドイツはデュッセルドルフのフィリップス・ハレを皮切りに行われた第二次欧州ツアーから,6月26日オランダのアムステルダムセ・ボス公園で行われた,フリーコンサートの内容を収録しています.この公演は 1年前の1970年6月28日ロッテルダムで,35万人を集めて開催された大規模な野外コンサート「クラリンゲン・ポップ・フェスティバル」(通称スタンピング・グラウンド:Stamping Ground)以来のオランダでの野外コンサートでした. 
 ピンク・フロイドは,この少し前の4月22日英国はノーフォーク州(ノリッチ)公演から新曲 "Echoes" の前身である "The Return Of The Sons Of Nothing" を公演で披露し出しますが,このフリー・コンサートでは,他のバンドも共演しており,時間の関係もあるのか,新曲を含まない短時間のセットで演奏しています.

 同公演の音源は過去に Ayanamiレーベルから「At Free Concert 1971 (Ayanami-190)」がリリースされ,その後,同一音源をリマスターして Godfathe Recordsレーベルが紙ジャケットの「Live At Free Concert (GR 550)」をリリースしていますが,今回は Recorder 1 と称される音源からの収録となっており,既発に比較して音質的には優れているので,非常に有難いギフト・アイテムです.特に音像は既発のものより近く,クリアとなっています.
 演奏等の内容は過去ブログ「Pink Floyd - At Free Concert 1971 (Ayanami-190)」を参考にしてください.

 メーカー情報では
 『フロイド初の豪州、そして日本ツアーを直前に控えた時期に行われた、1971年6月26日のオランダはアムステルダムでの野外フリー・コンサートの模様を約一時間、高音質オーディエンス録音で収録。
 この日はアメリカ、ハンブル・パイ、フォーカスらが出演したフェスティバルで、野外公演という機材面で制約された状況の中、ストレートでストイックな演奏に終始しています。
 この日の公演の録音は3種類のソースが確認されており、ひとつが本盤に収録された「Recorder 1」と言われるヴァージョンで、曲間がカットされて収録されてながらも、3種の内、最も音質が優れています。
 「Recorder 2」は、曲間も含み最長76分収録されており、こちらは2001年末にAyanamiレーベルより「AT FREE CONCERT 1971」というタイトルでコレクター史上初登場し、リリース当時大きな話題を呼びました。2010年にはGodfathe Recordsが「Live At Free Concert」と言うタイトルでそのリマスター版をプレスCDリリースしています。3つ目のソースは、音質は良好ながら、Careful With That Axe, Eugeneと Embryo のみの19分間の収録です。
 この「Recorder 1」はアナログ「The Early Tours」でも有名な、音質的には、この公演を代表するベスト音源です。本盤は近年登場した、その最もRAWなテイクをリマスター収録しています。各音源を比較することで、オーディオ的に「Recorder 1」が「Recorder 2」よりいかに優れているかは、一聴して判断ができます。「Recorder 2」も十分に良好な音質ですが、本音源に比べると、音がやや遠く不鮮明に感じれます。(これはこれでファン必聴ですが。)左右のボリューム感の違いから、ステレオなのかモノラルなのか諸説あるようですが、個人的にはこれは「非常に鮮度の良いモノラル録音」のように感じられます。音の定位は非常にしっかりしており、演奏中は邪魔な歓声も聞こえず、音の粒立ちも非常に良好で、繊細なサウンドで、この日のクリエイティブなライブをじっくりと楽しむことができます。前述の通り、この日のショウは野外コンサート言う事で、技術面の制約を感じさせる演奏内容になっており、いつもの音響移動装置が使用できない事で、Cymbaline 中間部のSEは、「足音」ではなく、「Man & Journey」の「Nightmare」で使用された「吐息」のSEを使用したショートヴァージョンとなっています。面白いのは Embryo で、こちらも8分40秒と短めのヴァージョンですが、中間部に Echoes で使用されるカモメのSEが登場、そして、まれに Careful With That Axe, Eugene で披露されていたウォーターズの詞の朗読のようなアジテーションがここで展開されるという、大変珍しいアレンジで演奏されています。マスターカセットからのデジタル化ではないのですが、現時点、最も「Low Gen」とされるカセットからのソースであり、1971年アムステルダム・フリー・コンサートのベストな一枚として、ファンは是非とも入手しておきたいタイトルです。』
との事.


Free Concert In Amsterdam:Recorder 1 (Gift CDR)
cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-PF - Free Concert In Amsterdam Rec 1
 Live At Amsterdamse Bos, Amsterdam, The Netherlands 26th June 1971

  1. Careful With That Axe, Eugene
  2. Cymbaline
  3. Set The Controls For The Heart Of The Sun
  4. A Saucerful Of Secrets
  5. Audience Demands
  Encore
  6. The Embryo


 Careful With That Axe, Eugene
 [At Free Concert 1971 (Ayanami-190)]
 

 Careful With That Axe, Eugene
 
 Cymbaline
 
 The Embryo
 


[参考]
 At Free Concert 1971 (Ayanami-190)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - At Free Concert 1971 (Ayanami-190)
 Live At Free Concert (GR 550)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - Live At Free Concert
 Early Tours ’70-’71 (Space Records FET 771 A/B)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - Eary Tour '70-71
 Sysyphus (S-1001)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - Sysyphus
 Barrett’s Revenge (TKRWM 2820-A/D)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - Barrett's Revenge
 Pink Floyd (Angry Taxman Records ATR 003-S1001)
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - ATR
 
 当日のポスター
 $cinnamon の裏音楽、そしてときどき競馬予想-Pink Floyd - FREE Concert Poster

1971 2nd European Tour
 June
  04 Philipshalle, Dusseldorf, West Germany
  05 Berliner Sportpalast, West Berlin, West Germany
  12 Palais des Sports, Lyon, France (Musicorama, Europe 1 Radio, Broadcast 13 June 1971)
  15 Abbaye de Royaumont, Royaumont, France (Cinq Grand Sur La Deux, ORTF2 TV, Broadcast 12 July)
  19 Palazzo delle Manifestazioni Artistiche, Brescia, Italy
  20 Palaeur dello Sport EUR, Rome, Italy
  22 Glastonbury Fayre, Worthy Farm, Pilton, England (Cancelled)
  23 Main Hall, Hatfield Polytechnic, Hatfield, England
  26 Free Concert, Amsterdamse Bos, Amsterdam, The Netherlands
  28 Celebration of Life, Cypress Pointe Plantation, McCrea, near Baton Rouge, LA, USA (Cancelled)

 July
  01 Internationale Musikforum Ossiachersee, Congress Center Villach, Stiftshoff, Ossiach, Austria


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